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白记年糕。4時間並んでも買いたい縁起が良いお餅は味も最高

今日は長年北京に住んでいるなかでも一番の行列に遭遇したお店、お餅屋の「白记年糕」(Bái jì niángāo)を紹介します。

場所は「牛街」という北京の回族住宅街にあります。牛肉や羊肉の問屋や、回族の特色ある食べ物がとにかく評判が良くて非常に有名な町です。そして白記年糕はここで1番人気のお店

↑Bilibiliで調べるとここに食べに行ったという動画がめちゃupされてまして、再生回数も多いです。

dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.5点で味、環境、サービスそれぞれが4.4点、3.9点、4.0点で、dianpingの「2022年絶対食べてほしいレストランランキング」にも選ばれてます。一人当たりの平均消費額が36元で約700円です。

年糕の中国語発音では「年々高くなる」との発音で、非常に縁起がいいため旧暦春節の3日前に買いに行ったらなんと3、4時間並ばないと買えないという状況でした。さすがに北京の真冬では寒すぎてキツくて、春節連休が終わってからの平時に出直して行ったのですが、それでも40分間くらい並びました。

↑実際に並びに行ったとき、本当に普通の住宅街にあるスーパーのすぐ隣りだが、並びすぎで最後尾が全く見えない状態でした。

店自体はお餅を販売するのと団子を販売するのの2つの窓口しかなくて、昼も夜も関係なく行列です。

さあ、一体どんなものが販売してるか、dianpingユーザーのおすすめランキングから見てみましょう。

1位の「驴打滚」は北京の伝統菓子でもち粉で小豆餡をロール状に巻き蒸しきな粉をかけた菓子です。ここの驴打滚は北京驴打滚ランキングの1位にも選ばれてます。2位の看板お餅は小豆餡で山楂の羊羹がトッピングしていて、北京のお餅ランキングの1位にも選ばれてます。3位の「艾窝窝」も北京の伝統菓子で蒸したもち米で小豆餡や砂糖をくるんで作ったお団子のようなものです。ここの艾窝窝も北京の艾窝窝ランキングの1位に選ばれてます。4位の豌豆黄も北京の伝統菓子でエンドウを材料にした羊羹のようなもので、ここの豌豆黄は北京豌豆黄ランキングの3位に選ばれてます。5位の紫米お餅は2位の看板お餅の紫米バージョンです。

6位はモクセイとごまのお餅、7位の山楂羊羹は北京の山楂羊羹ランキング1位にも選ばれてます。8位はココナッツの乾燥した果肉入りのお餅、9位はもちあわのお餅、10位はきな粉たっぷりのお餅です。

同じ品類の北京ランキング1位に選ばれるものが特に多くて、一回で長時間に並んでいっぱい買えばと思いきや、全くの無添加なので賞味期限は1日しかないです。それにお餅類は食べすぎると胃もたれも大変なので結局20数元しか買わなかったです。

あ、ちなみに上位のものでは3位以外は全部重さで販売してますので、一人でできるだけの種類を食べたければ欲しい分だけ伝えれば大丈夫です。

とにかく美味しかったです。おすすめです。

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