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吮喜。北京の誇るグルメ「飴サンザシ」をキューティーバージョンで手頃に売ってるお店

冬に北京に来たことのある方は、この飴サンザシの串を一度くらい見かけたことがあるでしょう。

北京の冬の風物詩の一つとも言えるこの「冰糖葫芦」(Bīngtánghúlu)をなぜ冬に多く見かけるかというと、サンザシの季節の問題だけではなく、気温が低いからサンザシの外にある飴が溶けないように保たれるからです。

甘くて酸っぱくて、個人的にも大好きな北京のグルメの一つですが、冬の地下鉄の出入り口や観光地の路上で販売してる台車のを買うのはちょっと抵抗があります。

衛生面の心配が一つと、量が多いからです。一般的には一串で8~10個が入っていてサンザシが大きければ大きいほど美味しいです。しかし好きといってもさすがに一回で大量の砂糖とサンザシを10個も食べきれないから。

しかし、この前とあるデパ地下ですごく優秀なお店を発見しました。

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吮喜」(Shǔn xǐ)という名前で、こんなキュートな糖葫芦を販売している飴サンザシの専門店です。この量だと食べたい分が簡単にコントロールできますし、一回で様々な味が味わえることも素晴らしいです。

調べたら北京では数店舗展開しているようです。今日は最も人気のある観光地の店を紹介したいと思います。

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↑場所は北京の名観光地の什刹海にあります。dianpingの評価システムでは5点満点中の4.25点で味、環境、サービスそれぞれが4.42、4.41、4.47です。いつも紹介している料理店よりは若干低めですが、その辺で売ってるB級グルメの場合、まあまあ評価できる点数だと思います。一人あたりの平均消費額が23元(約300円)で冬の屋台の倍くらいですが、手頃なお店だと思います。

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↑観光地にある店舗はこんな感じです。デパ地下だともっと広かったです。

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↑一番下は模型なので上の段は今すぐ用意できるもので、それ以外のものが欲しいければ少し待てば大丈夫です。

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↑外からそのまま厨房(厨房と言えますかね)が見えます。

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↑値段は25元4串で好きな餡を選べば大丈夫です。定番のサンザシオンリーや季節のフルーツ以外に、餅入り、黒ごま入り、栗入り、紫芋入り、小豆入り、ドリアン入りなどがあります。

dianpingユーザーのおすすめランキングも一応見てみましょう。

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TOP10の中から味を順次紹介。

1位は餅入り、2位季節のフルーツのイチゴ、3位は小豆入り、4位はドリアン入り、5位は紫芋入り、6位は抹茶小豆入り、7位は栗入り、8位は黒ごま入りとなります。

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↑箱に包められるとこんな感じになります。もはや路上で売ってるアメ山楂とは全く違う笑

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↑手土産しても、子連れのお客さんが来た時にだすデザートとしても、優秀だと思います。日本の和菓子のようなテイストですね。

先日紹介したアイスといい、伝統的な観光地グルメもどんどん変わっていて面白いです。


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