河沿肉饼。餡餅は知ってますか?コスパのいい北京家庭料理
北京は連日の40℃の高温で、全く外に出る気がおきないんですが、今日6月25日は3連休明けで社会全体の振替え出勤で見なし平日です。
お昼に「馅饼」の出前を頼んだら美味しかったので、今日は若干B級グルメだけど、とにかくコスパの良い北京料理のお店「河沿肉饼」(Héyán ròu bǐng)を紹介します。
ところで皆さん、餡餅(シャーピン)を知っていますか?
餡餅とは中国ではよく食べられるている家庭料理で、肉や野菜の餡を小麦粉の生地に入れて丸く平たく焼いた食べ物です。そして肉餅とは、その肉バージョン。河沿肉餅は北京古きの食べ物で、店名の「Beijing Pie」でこの呼び方を初めて知りました。
今日紹介するお店はチェーン店経営で、dianpingの「ぜひ食べてほしいレストラン2023」に選ばれた「锡拉胡同店」を例にしてピックアップしました。dianpingの評価システムでは5点満点中の4.7点で味、環境、サービスそれぞれが4.7点、4.5点、4.6点となります。一人当たりの平均消費額は64元で約1280円です。
繁華街の近くの胡同の一階建てにあります。これもざっと置いてある青い椅子の数で、いつもの行列ぶりがわかりますね。
↑中はこんな感じです。雰囲気良し!
↑厳密には個室とはいえませんが、ある程度プライベート感を保たれる席もあります。
dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。
1位は鶏肉とピーナッツの炒め、2位は牛肉の肉餅、3位は2位と被っちゃったから今日も11位までみます。4位は北京伝統サンラータン、こちらはサンラータンランキングの1位にも選ばれてます。5位は北京風のすいとんです。
6位の甘い胡麻あんの餡餅は北京1位にも選ばれてます。7位は北京伝統B級グルメの揚げ餅、8位は豚肉の肉餅、9位は北京ダックの肉餅、10位はきゅうりの和え物、11位は乾隆帝が大好きと言われる白菜の和え物です。これも北京ランキングの3位に選ばれてます。
なかなか日本では食べれるところはないかもしれませんが、日本でも中国食材などを扱っている、池袋や上野なんかの中華スーパーに行くと餡餅の皮を売ってます。これを買ってきてフライパンで焼けばOKですので興味ある人は調べてみてください。あと、本場のお店を見つけたらぜひ食べてみてください!