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執拗に、にわかエコロジストクライシス

2020.7.28(火曜日) Plastic Pollution

今日は私が住むマンションのプラスチックゴミの日。1週間分のプラスチックゴミが45リットルゴミ袋に2袋。だいたいいつもこんな感じの量になる。今日はゴミ出しの準備をしている時に、じっくり透明なゴミ袋の外から何が入っているのか眺めてみた。

卵のパック3個、お惣菜のパック10〜、パンの袋4枚、野菜の包み紙&何かわからない物が数えきれないほど。こうやってじっくりと見るとプラスチックゴミが多すぎる。レジ袋有料化になってプラスチックゴミを減らしましょうっていうのが始まったけど、このゴミの量を見るとレジ袋を削減したところで焼け石に水だなと思う。見せかけだけのエコということには気がついていたけど不条理感がますますつのってきた。まず、卵のパックは紙製でもいいよなと思う。海外の卵はほとんどが紙製パックに入っている。日本はなぜプラスチックパックに入っているのだろうと不思議に思う。ちょっと調べてみた。

塩化ビニールは焼却の際、有害ガスが発生することから環境のことを考慮し15年ほど前からリサイクル性にすぐれ環境に優しい素材であるA-PETへと徐々に移り変わってきたのです。A-PETのメリットは、まずパック自体の価格が安いこと。それから透明なので中のたまごの色や形状がはっきりわかることです。商品を買うときは、やはりひび割れなどがないかしっかりと目で確かめてから買いたいのが消費者心理ですからね。また、GPセンターでの作業工程のなかでたまごをパックに詰める工程がありますが、紙製のものとくらべるとA-PETはパックづめを機械化しやすいという特徴があるので、その点は生産者にとっても大きな利点だと思います。(藤野屋H.Pより抜粋

確かに海外で卵を買うと割れていることがよくあった。紙製パックの底に流れ出た卵がべっとりと付いていたりしていた。でもあの時は腹は立たなかった。そんなもんだと思っていたからかもしれない。今は日本の生活にすっかり慣れて来ているから卵が割れていたらきっと腹が立つだろう。でも以前のようにそんなもんだと思える自分の方が好きだ。日本でもデパ地下などで売っている卵や環境問題などに高い意識を持っている食品宅配サイトの卵などは紙製パックに入っている物がある。できるだけそういう物を買おうか...私だけがそんなことをしても無駄か?無駄だろうな。でも少しお金をプラスしてでも自分が住む場所を、あるいは自分の気持ちを心地よくすることができればやっていきたい。

以前、こういう記事を書いた。

あれから何が変わった?何も変わってない?反対に自分の中でより深刻化してきたように思う。今年になってペットボトル飲料は買わなくなった。私の中でそれはそれで成功。次は卵パックに挑戦してみよう。微々たることを微々たる精神でやる意味は...それはまた別の機会にじっくり考えよう。

午後からいつものスーパーに買い物に行った。卵売り場をじっくり観察したことはなかったが、今日はじっくり観察した。このスーパーには紙パック入り卵は売ってなかった。スタッフに聞いても取り扱いはしていないと冷たく言われた。なかなかうまういかない。そしてお昼ごはん用に買ったスープやおにぎりの入れ物もプラスチック。もう、見えない力が私のやる気を削いでいく。いや、にわかエコロジストの痛いところをさらけ出した感じだ。

友人にラインをしたら

そんなこと考えてるヒマなんてない

と返信。誰に問えばいいい?こんなこと。


読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。