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hikaliyano
フライト。入国。珍道中。②【回顧録12】
10時間のフライトを終えシドニーに到着。
しかし目的地はメルボルン。
ここで最初の関門が待ち受ける。
そう。国内線への乗り継ぎである。
乗り継ぎ時間は1時間半。
確かに長くはないが、エージェントが用意してくれたプランだし、同じ建物内にある国内線への乗り換えには十分な時間だと計算していた。
しかし実はこれ、聞く人が聞いたらちょっとやばいんじゃない?と分かる乗り換え時間の短さ。
なぜなら。
シドニーの国内線は、国際線空港から車移動しなければならない距離だったから。
(全然同じ建物じゃなかった草)
日本の感覚で国内線と国際線、当たり前に同じ空港内だと思っていた私。
オーストラリアはでかかった……。
しかも国際線の到着が少し遅れていた為、
実際には次のフライト出発まで1時間しかなかったのである。
なんでエージェントこのフライト進めてきたん???
鬼ギリギリやん!!!
国際線到着がもっと大幅に遅れでもしたら全然間に合わんとかあるで?
そもそも建物別とか聞いてないし?
いや自分で調べとくべきだったかもだけど???
でも聞いてないし????
教えてくれててもいいじゃん!!!泣
せめて心の準備だけでもしたかった……涙
と心の中でエージェントを罵倒し(自分も悪い)、それはそれは大いに取り乱しながらも、グランドスタッフに誘導され空港出口へ。
10分に1本のバスなんて待っている暇はなかったので、タクシーのおっちゃんを取っ捕まえて
「No time !!!!」と叫びながら乗車。
つたない英語ながらも、おっちゃんも私の焦りように事情を理解してくれたようで、国内線空港までかっ飛ばしてくれたのであった。
続く
(果たして無事国内線に乗り継ぐことが出来るのか…)
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