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沖縄ひとり旅

沖縄旅2日目。
宇宙マッサージを終えて昔住んでいた本部町へ。

昨日ホテルでもらった地域クーポンがまるまる残っていたので、消費を兼ねて備瀬へ。

海岸沿いにあるカフェのスムージー。
私が飲んだのはあまおうとバナナのスムージー。美味しいケーキ屋の香りの味。
奥は友人が飲んだマンゴーとパッションフルーツのスムージー。感動ものの美味しさだったそう。一方で、この町で¥900のスムージーを飲む日が来るなんて、と全く別のことを考える私。

カフェから見える緑越しのタッチュー(伊江島)


此処、備瀬の町はフクギ並木で有名。
のんびり散歩したかったけれど、レンタカーの返却があるのでおあずけ。

スムージーを飲み終えて、本日宿泊するホテルまで送ってもらい、友人は那覇へと帰って行きました。

ここから本部町に1人で2泊。待ちに待った1人時間。

本当はプリミ恥部さんもオススメのタッチューに登りたかったけれど、新調したサンダルで初日から大きな水ぶくれが出来てしまい断念。スポーツサンダルなのに何故。
しかも、すっかり忘れていたけど沖縄の陽射しの強さと言ったら。まるでビーム攻撃を受けているかのようでした。

野生のバナナ

フェリーに乗って離島へ行くことを諦めた翌日は、かつて住んでいた町を散策することに。

ちょうど、今使っているゆうちょ銀行の通帳が更新のタイミングだったので、どうせなら発行した思い出の郵便局で更新しようと通帳を持参。

すると、20年以上ぶりに訪れた郵便局の手前に神社を発見。

渡久地神社

昔住んでいた時にも存在していたはずの古い神社。あの時の私は、何だこれ?くらいに思ってきっと素通りしたんだろうな。

自分が住んでいた町に神社があるとは知りもしなかったので、今回の旅で、お参り出来る場所が見つかって本当に嬉しかったのでした。

かつてこの土地に住まわせて頂いたこと、またこうして訪れられたことのお礼と共に、この土地の自然と平和が保たれながらも繁栄しますようにと挨拶をしました。

町中至るところに色鮮やかな花たち。

黒アゲハを追いかけて
アカバナー

今回の旅で絶対に会いに行こうと決めていた大きな木。

その木がある敷地の建物がずっと謎だったのでしたが、その正体は公民館でした。地元風に言うと、こうみんくわん。運動会はうんろーくわい。大好きな方言。

ずっと会いたかった木。私の記憶の中ではガジュマルの木だったのに、実物は全く違う木なのでした。私の記憶のいい加減さよ。

一旦ホテルへ戻り、ゴーヤ弁当と小さな沖縄そばの昼食後、今度は海岸へ。

堤防の1部に下へ降りる階段があって、久しぶりに降りて行くと、岩場にいた大量のカニが一斉に逃げて行きました。あまりにもすごい数だったので一瞬船虫かと思ったー。

拡大すると蟹が2匹いるよ

岩場から堤防の先端を見ると、小さい砂浜を発見したので早速そちらに移動。住んでいた時は気づかなかった場所。

砂浜の横にある岩に腰掛けて膝下だけ水浴び。
ふと右下に目を向けると鮮やかな物体が。
すごい色のゴミだと思ったら小さな魚の群れでした。

おまけにタコの赤ちゃんにまで会えました。

海にいるだけで本当に幸せ。

大好きなこの海には沢山癒され幸せを頂きました。それなのに私が恩返し出来ることは何もないのが申し訳なく。

海にお礼を言い、浅瀬に捨てられた空き缶を拾い、帰りは道端に捨てられたゴミも全部拾ってホテルに戻りました。

本部町での2日間もあっという間に終わり、翌日はフェリーで那覇の友人宅へ。

またまた余った地域クーポンを使いに国際通りのドンキでお土産を購入。

ブルーシールキャンディを探し回ってやっとGET

海ぶどうが常温保存だったことを初めて知りました。食べる数時間前に冷蔵庫へ。プチプチの食感に息子と大喜び。

本部ではマンゴーが、南部や中部よりも約半分の値段で買えて金額の差にびっくり。


夕方、友人と那覇の波の上ビーチへ散歩に。

学校帰りの女子高生グループが、波打ち際で遊ぶ姿を見て思わず「かわいい〜」と友人と声を上げました。

砂浜でのんびりする友人をよそに、私は1人波打ち際で海を堪能。

足元を見ていると突如黒い物体が。
ゲッ、と驚いたものの、行きの成田空港でメガネをなくしてしまったのでその物体が何かわからず。思わず腰を屈めて覗き込むと、それは小さな魚だったのでした。

那覇のビーチのこんな浅瀬にも魚がいることに驚き。腰を屈めたまま魚を目で追っていると先程の女子高生たちが私に、

「もしかして指輪落としました?」

指輪?そもそも付けてないけど…

「あっ。違うの、魚を追いかけてただけw
もしかして指輪を一緒に探してくれようと思ったの?」

「そうです〜。」

「気を遣ってくれてありがとう。」

なんて優しいんでしょう。ヒデキ感激。

波の上ビーチ


そろそろ夜ごはんを食べに行こうとビーチを去る時、再び彼女たちに「どうもありがとうございました。」とお礼を言うと、「どういたしまして。」と返してくれました。

どうかそのままで、素敵な大人になってねと願わずにはいられませんでした。

最終日は、タイ古式マッサージの施術者になった友人が、練習を兼ねてアロママッサージをしてくれてパラダイス。

このまま沖縄で暮らしたい〜とゴネながら、渋々東京へ帰ったのでした。

地球に、かつて住んでいた沖縄の地に、全てに感謝の旅となりました。

そして、やっぱり家がいちばんねえ。とはなりませんでした。

海がいちばん。

皆さま熱中症に気をつけて、良い週末を。

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