見出し画像

無期限の海外ノマド生活スタート|準備編

2024年6月11日。ついにマレーシアへ出発した。
海外へ行くまでの準備はたくさんありそうに見えて意外とそうでもない。ただし僕のような準備が遅い人、ギリギリにならないとやれない人はなるべく余裕を持って準備をすることをおすすめする。
この記事では海外生活をスタートするまでにしたことを書き留めておく。

主な準備

①日本に置いていく荷物
②海外に持っていく荷物・契約関連
③旅の計画
④海外転出届

①日本に置く荷物の整理

僕の場合、【田舎から祖母家へ一時的に引越し】→【2週間弱祖母家に滞在】→【海外】 という計画だったので、最初に引越し時の荷物整理が必要になった。
そのまま海外に行ければもう少し楽だったかもしれないが、田舎は色々と不便だったのと地元の関東で諸々準備をしておきたかったのだ。

いらないものは捨てていたつもりだったが、これが中々にたくさんあった。
売れそうな物はメルカリに出し、売れないものはジモティーで譲るか捨てるで捌いて行った。が、厄介だったのが売ることも譲ることもできず、捨てるにも粗大ゴミや簡単に捨てることができないものたち。僕は田舎に住みながら車を持たず、走りと自転車と汽車のみで生活をしていたので、セカンドストリートなどに荷物を持って行くこともできず、ゴミ処理場にも行くことができず、結局多くのいらないものたちを引越しで持っていくことになった。

祖母家にある程度荷物が置けるのであれば、本当は色々とっておきたかったのだが、祖母家も荷物がいっぱいだったのと迷惑もかけたくなかったので徹底的に断捨離を決意。
そしてどうしても捨てられないものはトランクルームを借りて置くことにした。

売れる物、捨てられる物は荷物を受け取ったその日に処理をしに行った。
こんな物は売れないだろうと先にゴミ処理場を持っていってしまったものが、セカンドストリートに行くと実際は売れたのではないかということもあったので、順序としては【買取】→【売れなかったものをゴミ処理】にすべきだった。
が、買取では40,000円くらいになったのでよしとする。
リセールバリューが良い物を買う重要性を改めて実感した。

ゴミ処理は市町村でも変わってくると思うが、僕の場合はゴミ処理場に持っていけばほとんど全てのものを100円/10kgで処理してくれた(※自身で仕分け必須)。ゴミ出しのタイミングが待てない場合はゴミ処理場に持っていくのが一番早い。

トランクルームは即行契約しても使用できるまで4日間を要した。旅立ちの前日にギリギリ借りることができたので危なかった。
借りたトランクルームは0.4畳で月額1,700円ちょっと。初期費用も5,000円かからなかったのでかなり安く済んだ。他の場所は管理費などを乗せられて同じ広さでも3,000円以上したので複数見てみる方がいい。
トランクルームは要は不動産なので賃貸のアパートを契約するときのように借りる際の契約書が多かった。
そしてそこまで厳しくはないと思うが審査もあったので、信用が著しく低い場合は貸してもらえない可能性もある。
契約時は不動産の店舗に行って直筆のサインを書いたり印鑑を押したりセキュリティカードをもらったりで1時間弱。
事前にデータで申込書を送ったりしていたが、まだまだアナログなので直接店舗に行く必要があるようだ。

結果レンタルルームに預けた荷物はギターと90Lスーツケースに入れたいくつかの物。
貴重品はボックス1つに絞って祖母家に置かせてもらった。

②海外に持っていく荷物・契約関連

実家など日本に荷物を置ける人は①はそこまで気にする必要はないので、重要になるのが②だと思う。
以前の記事でもざっくり紹介したが、細かい物を含めるとかなりある。
色々な人のYouTubeやブログなどをかなり見漁って自分なりの必要荷物を整理した。
下記必要荷物の最終版。

【必須系】
・パスポート
・クレジットカード4枚
・免許証
・62Lスーツケース
・メインリュック
・セキュリティポーチ
・財布
・サブ財布

【日用品】
・除菌ウェットシート
・圧縮袋
・ダイヤル式ワイヤーロック
・速乾タオル
・洗濯ネット
・折り畳み傘
・耳栓
・筆記用具
・ノート
・手帳
・英語・スペイン語本
・歯ブラシ
・ビニール袋
・サンダル
・ウルトラライトダウン
・ジャケット(念の為)
・キャップ
 ・電動シェーバー

【デバイス系】
・PC(Mac)
・スマホ(2台)
・バッテリー(※アンペア用確認)
 ・SSD(2個)
・各種コード(PC・スマホ・GoPro・GARMIN・Kindle用)
・タイプA→タイプC
・変換プラグ
・GoPro
・GoPro用バッテリー
・GoPro用ハンドル
・Kindle
・ワイヤレスイヤホン

【ランニング系】
・ランニングシューズ3足
・ランニングウェア
・ランニングソックス
・ランニングザック
・ランニングベルト
・GARMIN
・ヘッドバンド
・ランニンググローブ
・アームカバー・カーフカバー
・サングラス

【契約関連】
・NordVPN
・airalo(海外用eSIM)
・povo(電話番号維持用)

以上が現在マレーシアに持ってきている物や契約関連だ。
すでに用意しておけばよかったと思うのは、ネックピロー、アイマスク、カトラリーセットくらい。
でもこれらもどこかしらで揃えることができるので、最初からなくてもなんとなかなる。
早めに準備しておくべきだったのが電話番号維持用の格安SIM(povo)だ。
格安SIMの切り替えに少し時間がかかるのを忘れており、結局旅立ち2日前に手続きを開始したのでまだできていない。。
日本で使っていたLINEモバイルもまだ解約できていない状況。
この記事を見た人はぜひ前もって(海外に行く前に)切り替えをおすすめする。

上記の荷物について記事を書くと永遠と書けそうなので、一旦ここまでにして、また別の記事で荷物のみについて書くことにする。

③旅の計画

これは必須ではない。むしろ決めないでその時その時で決めながら旅するおもしろさもあると思うし、その人のやりたいように決めればいい。
僕の場合は決めている旅の計画はこれだけ。
1ヶ国目 マレーシア(2ヶ月)
2ヶ国目 台湾(1〜2週間くらい)
3ヶ国目 多分中国(トルコに行くために少し寄る程度)
4ヶ国目 トルコ(1週間〜1ヶ月くらい)
5ヶ国目 ヨーロッパ

マレーシアから台湾の航空券までは買ったが、それ以降はまだ買っていないし、滞在する期間もざっくりしか決めていない。
その国が気に入ればもっと長くいるかもしれないし飽きたらもっと早く移動するかもしれない。
飛行機で別の国に移動する際は次の行き先を決めていないと入国できないことがほとんどのようなので、あとでキャンセルできる航空券を買うか、どうすればいいかと迷っていたら、出国証明として発行できるサービスがあることを知った。
いくつかあるようだがOward Ticketと検索すると上記のサービスが出てくる。
ちなみに下記のサービスは1回10ドルで出国証明用として使えるチケットを発行することができる。

ノマドにもってこいのサービスなので、長く滞在する可能性がある国に行く際はこれを使ってみようと思う。
ちなみに上記のサービスはChat GPTに相談したら教えてくれた笑

④海外転出届

1年以上海外に滞在する予定がある人はやっておいた方がいいこと。
要は日本の住所がなくなって海外在住になるので日本の各種税金を納める必要がなくなるもの。
住民税は6月の段階で日本にいると1年間の支払いが確定してしまうので厄介だけど、国民健康保険などは回避することができる。
資金に余裕がある人、定期的に日本に帰る人は出す必要はないかもしれないが、税金はバカにならないので僕は出した。
役所に行って「海外転出届」出したいですと言えば必要書類を教えてもらいながら記入するだけで住む。
持ち物として必要なのはマイナンバーカードのみ。
割と最近、海外転出した人でもマイナンバーカードが維持できるようになったので、今後も使用したいかどうかを問われてそれに合わせて手続きをしてもらう。
また、僕のようにノマドとして滞在場所を転々とする人は住所が決まっていないので、そこも伝えればとりあえず国名だけ記載するでOKだった。
海外に行く2週間前から手続きができる。

準備は面倒だけど楽しい

前述したこと以外にも細かいことをあげれば色々な準備があるが、これも海外に行くために必要な準備と捉えれば全てが楽しい。
また、必須の準備項目のみ対処しておけばあとは適当でもいい。
と言っても海外滞在2日目なので、あとでやっておけばよかったことは必ず出てくるだろう。。
まぁなんとなかる!
そのくらいで思っていればきっとどんな場所に行っても自分なりに楽しくやれるんじゃないかと思う。
完璧に準備しすぎず、適度に、そして楽しみにながら準備していくことをおすすめする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?