海外暮らしは太る???ドイツの人って何を食べているのでしょう??
私が子どもの頃は、海外といえばイコールアメリカ、で、アメリカといえば、食べ物がまずくて、誰が食べきれるんだ!というくらい大きくて、そして太っている人が多い、という印象でした。そして、なぜ太るのかといえば、肉とパンばかり食べるからじゃないのだろうか?というのが大方の人の予想だったのではないでしょうか。
今はアメリカも大きく変わり、美味しいお店もかなり増えたらしいし、シカゴなんて美食の街特集などをされていた記事も読んだことがあるし、私が大昔訪れたアメリカとは全然違う気がします。
そして、私の住む国、ドイツ、私の住む街ミュンヘンといえばどうでしょう?
私の食生活は、ドイツに来てどう変わり、またよくなったのか悪くなったのか??
総じて思うのは、実は食生活はよくなった、ということです。
私は本当は日本のお菓子が大好きだし、若い頃は、手軽にコンビニなんかでぱっとおにぎりなどを買って忙しい時はそんなで済ませることも多かったのですが、なにせドイツにはコンビニがない。
お菓子も美味しくないものが多いし、圧倒的に売られている種類も少ない。
そのおかげでと言うべきか、そのせいで、と言うべきかは置いておいて、ドイツに住み始めてからこの10年、本当にお菓子は食べなくなったし、コンビニ食のような、工場で作られて売られている製品を食べることがゼロに近いほどなくなりました。(その反動か、日本に行ったらお菓子が食べたくてたまらず、いつも恥ずかしいくらい爆買いしています。笑)
また、食べたいものが売られているわけでもないので、年々、自分で作るようになり、お寿司、ケーキ、肉まんなどなど、日本にいたころは自分で作らず買っていたものを、全部作るようになりました。
結果、食生活としてはより健康になったと言えると思います。
また、暮らしてからまず驚いたのは、食事とその素材に気を使っているドイツ人の多さでした。
ドイツも、かつてのアメリカ同様、「お肉とソーセージを食べてビールを飲んで、パンか芋でも食べているんだろう」、というのが大方のイメージのはずです。そして、その答えはイエスでありノーでした。
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