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日本の魅力・四季があるってどういうこと?

こんにちは。きもの文化研究生のエイミーです。

日本の魅力・四季があるということ

世界中の国々に魅力があるように、日本にもたくさんの魅力があります。

私は、そのひとつに「四季があること」は日本の魅力のひとつだと思っています。

でも単純に「日本の魅力は四季があることだよ」といっても、「うちの国にもあるけど」と言われてしまう可能性が高いですよね。

(実際に、海外の友人に言われたことがあります。。)

では、どんな風に伝えればいいのか。

ある本の一節をきっかけに、日常のこと、海外での体験を思い出して、どう答えたらいいのかヒントを得たので、今日はそんなお話を綴っていきます。

ある本を読みました。

先日久し振りに、敬愛する木村孝さんという方の著書「女の嗜み」を読んでおりました。

そこにこう書かれていたんです。

「自分の国を、生まれた風土の「四季の詩」のある精神を知ること」

私の勝手な解釈で読み解くと、

「日本を知りましょう。

日本の風土(つまり気候や、土地柄、環境など)に溶け込んだ『四季』を愛でる価値観を、知りましょう。」

ということが書いてあると、認識しました。

思い出したこと・・・

それで思い出したことがいくつかあります。

ひとつめはスペインでの思い出。留学先スペインで、スペイン人のシェフと知り合いました。

彼は日本で働きたいとしきりに言っていて、

理由を聞いたら、日本人の料理に対する姿勢を学びたいと言うんです。

というのも、食卓の中に旬の物を取り入れたり、四季を彩りで表現したり、

その感性が素晴らしく、その感性を学びたいということでした。


その話を聞いて、もうひとつ思い出したのは私の母のこと。
母も、四季にあわせて箸置きを用意していたなぁ・・と思い出しました。

例えば梅雨の時期にはアジサイを・・夏にはガラスの素材のものを・・など。

それも、四季を食卓の中で表現する、ひとつの方法ですよね。

お着物も、また

そう考えると、お着物も。

季節にあわせて、絵柄を考えて、帯や着物を選んだりしますよね。

これも、四季を愛でる価値観が、見える可した形で表現されている、ひとつの例と言えると思います。

結びに

このように、

日本の魅力のひとつ、四季があること。というのは、

日常に四季が溶け込んでいて、食卓や服装にまで表現される、四季を愛でる美しい感性が魅力的。

ということなのかな・・と、自分の中で答えが出てきたのでした。

みなさんは、日本の魅力・四季があること。どんな風に説明しますか??

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