紀元前の地中海・黒海のアーリア人奴隷貿易(Ⅱ)
下記の私のnote記事で、この小説の補足事項みたいなものが書いてありますので、よろしければお読みください。
奴隷商人(Ⅰ)
紀元前の地中海・黒海のアーリア人奴隷貿易(Ⅰ)ー 奴隷貿易は欧州承認の黒人奴隷貿易の専売特許じゃないんだ。イスラム商人のやった白人奴隷貿易だって相当なものだよ。
紀元前の地中海・黒海のアーリア人奴隷貿易(Ⅱ)
紀元前の地中海・黒海のアーリア人奴隷貿易(Ⅲ)ー ローマ人の食事
奴隷商人(Ⅰ)下書き
四日前に下記のnote記事を書きました。
紀元前の地中海・黒海のアーリア人奴隷貿易(Ⅰ)ー 奴隷貿易は欧州承認の黒人奴隷貿易の専売特許じゃないんだ。イスラム商人のやった白人奴隷貿易だって相当なものだよ。
引用した動画、
白人を奴隷として取り引きしたイスラム奴隷貿易
これは、十六世紀、十七世紀の地中海を暴れまわったイスラム系バルバリア海賊の話ですが、イスラム教徒は、白人奴隷貿易(黒人・黄色人奴隷も)をイスラム教成立の七世紀から千二百年以上にわたって続けていました。
では、七世紀以前(イスラムのない世界)に白人奴隷貿易はなかったのか?というと、もちろんありました。紀元前から続いたローマ共和国・ローマ帝国は、奴隷制度に基づいた国家システムだったからです。
ローマ帝国は、人種的にインターナショナルですから、支配階級は、白人の一人種であるローマ人のみならず、北アフリカ人、アラビア人、ペルシャ人、モンゴル人もおりました。
その時、黒海東部沿岸に住んでいた金髪碧眼白人で容貌の優れたコーカサス人は、人気があったのです。ダマスカス近辺に住んでいたセム系・ハム系の海賊もボスフォラス海峡を越えて、黒海の東部沿岸まで遠征して、金髪碧眼白人のコーカサス人女性を奴隷にすべく、大挙襲来したのでしょう。
紀元前45年頃のダマスカスについて書こうと思っています。ちょうどカエサルが共和政ローマの終身独裁官だった時代でした。しかし、下調べが膨大です。
私は世界史、世界地理をかなり学習したつもりですが、昔から理解し難いことがいくつかあります。それは、
◯ ナチスのヒトラーが言っていた「偉大なるアーリア人の復興」の「アーリア人」とはどういう人種を指していたのか?
◯ 金髪碧眼のコーカソイドとはどういう人種なのか?
◯ コーカソイドの住んでいたコーカサスとは、どこであったのか?
◯ インド・ヨーロッパ語族とはなんなのか?
◯ アディゲ人/チェルケス人とは?
◯ お釈迦様は、アーリア人(コーカソイド)なのか?
◯ お釈迦様モンゴル人説では、釈迦の誕生地は現在のネパール領で、非アーリア系のチベット=ビ ルマ族、即ちモンゴル系とも言われている。
◯ キリストは、褐色の肌のセム系ハム系人種なのか?
◯ ローマ人・ギリシャ人は、アーリア人とは人種的に無関係?
◯ 現代のイタリア人は、ローマ人とどの程度の近縁関係なのか?
◯ 白人種 = コーカソイドではない。
◯ 紀元前に存在したアーリア人は、混血を繰り返したので純粋の彼らはいない。
◯ 紀元前に存在したローマ人は、混血を繰り返したので純粋の彼らはいない。
ちょうど、こんな動画を見つけたので見てください。
【ゆっくり歴史解説】高貴なる民族?アーリア人について