見出し画像

あ!その手があったか!「当面は弾頭に通常戦力を載せますが、弾頭を乗せ換えれば核戦力にもなり得るわけです。どの弾頭に何が載っているかは相手に分かりません」安倍前首相の特別インタビュー!「通常戦力の弾道ミサイル配備は議論し得る」「あらゆる可能性を含めて議論すべき」

とりあえず、固体ロケットのイプシロンに大小便の小汚い弾頭を乗っけて、どこかに打ってやればいいだろう?どこに発射しようかね?

弾道ミサイルは、大気圏の内外を弾道を描いて飛ぶ対地ミサイルのこと。弾道弾とも呼ばれる。弾道ミサイルは最初の数分の間に加速し、その後慣性によって、いわゆる弾道飛行と呼ばれている軌道を通過し、目標に到達する。

安倍前首相の特別インタビュー!「通常戦力の弾道ミサイル配備は議論し得る」「あらゆる可能性を含めて議論すべき」

「今の日本の安全保障環境が、当時の西ドイツに似ているのでは?」という問題提起に、安倍氏はデュアル・キーにも言及しつつ、日本は非核三原則を堅持してきた歴史があり、これは続いていくだろうと議論を進めました。そのうえで、核ミサイルではなく、通常戦力の弾道ミサイル配備は議論し得るとしました。
これは非常に興味深い話です。当面は弾頭に通常戦力を載せますが、弾頭を乗せ換えれば核戦力にもなり得るわけです。どの弾頭に何が載っているかは相手に分かりませんから、それだけでも大きな抑止力になります。
ただ、安倍氏も今すぐではなく、あらゆる可能性を含めて議論すべきと言ったのです。
ワシントンのシンクタンクにいる友人は常々、「安保環境が激変しているなか、日本だけがダチョウの平和だ」と言います。「ダチョウの平和」とは、危機が迫っているのに直視せず、砂の中に顔を突っ込んでやり過ごそうとする「現実逃避の態度」のことです。
いい加減、顔を上げて議論すべし-。そうした危機感を感じる、インタビューでした。

フランク・ロイドのエッセイ集


サポートしていただき、感謝、感激!