救世主

　日曜の夜、また月曜日への不安で押しつぶされそうになっている自分がいる。キツく言われてしまったことを思い出して、また泣いて、呼吸が乱れ始めていた。

　4月以降、何度も経験していることなので、「大丈夫、大丈夫だから、私は大丈夫だから。」と唱えながら呼吸を整えた。

　少し落ち着いた私は、noteを開いた。そして、過去の記録を漁ってみた。その記録をじっくり読んだ。そこには、私の素直な気持ちと、嘘偽りのない私自身の姿があった。それに今夜、救われた。まさか、自分で書いたnoteが自分を救うなんて、思ってもみなかった。

　負の感情に押し潰されてはいけないと、頭ではわかっていても、抑えきれなくて負けてしまいそうになることもやはりある。そのときに見えた一筋の光が、まさに自分のnoteだった。忘れてはいけない、大事なことが、自分のnoteに記録されていたから、自分を見失わずに済んだ。

　感情や気持ち、志というものは目に見えない。だから、意識し続けないとうっかりと忘れてしまう。noteに書いて、見える化させておいた過去の自分が今、いい仕事をしてくれた。そんなこともあるのか。とても不思議だ。

　ありのままで、そのままで。大丈夫だ、私はがんばれている。失敗はするけど、また次しなければきっと大丈夫だ。だから、大丈夫。自信持って、また明日から歩いていこう。