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農ファッション農ライフ no fashion no life vol.4

静岡県富士宮市にはトライブがいるらしい。

かつてBOONという雑誌で連載していた井上三太氏の漫画「TOKYO TRIBE」には地区ごとに生息するトライブの様子が描かれ、新宿・池袋・渋谷・吉祥寺等、地区ごとの特色あるMENSの抗争に興奮したものだった。

ココ静岡。

穏やかな気候と穏やかな人柄が多く生息。

北国出身の自分からは到底発することの出来ぬ、のどかVIBESを発するピースフルな人々の勢力が強い地域である。

その静岡県でも富士山の麓に位置する富士宮に、「もんぺーず」というトライブが生息している、との情報を聞きつけた・・・!!!

どうやら「もんぺーず」はSがついていることから複数名いる らしい。

そしてその名の通り、もんぺを履いている らしい。

そして田畑を耕し、米や農作物を育て、時にはお祭りに出店、子供も大人も巻き込んだ農業系トライブということなのだ。

これはなんとヤーマンでピースフルなトライブなのだ!


って、ことでもんぺーずの農ファッションチェックいってみましょう!

もんぺを履いたもんぺーず


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《左より》

・上下ハイテクアウトドアレインウェアタイプ

・Tシャツにもんぺ!ヘッドギアは手拭い

・つば広帽子&サングラスのリゾートタイプ、パンツはタイパンツ

・ゴアテックスのレインウェア&農業用日除け帽&手甲


、、、とみなさんCUTEないで立ちであります!

このときは田んぼ作業スタイルということで、皆さん長靴着用です。


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これがREALもんぺスタイル!!!

手拭い!手甲!もんぺ!地下足袋!!!!

もんぺは元々着物を解いたり反物から作る物なので、お股の部分の布が足りず股に布をつけてあるのが基本のもんぺなのだそうです。

農作業は足を開いたりするので、股がびりー!なんてことになったら作業どころではないですからね、、、。

作業効率を考慮してのあの作り、、、納得!!!

現在販売されているもんぺはこの仕様にはなっていない物が

多いらしいですが、復刻してほしいものだなぁと思います。


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《左より》

・麻の着物から作った夏用もんぺ

・ホームセンターで購入した懐かし柄もんぺ

・黒地に紫柄の手作りコットンもんぺ

・ホームセンターで購入のキルティングもんぺ。中綿仕様で冬もあったか


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もんぺはさかのぼれば着物の時代から存在しているようで、袴の流れかつ女性が履く物、という立ち位置の物なのだそうです。

着物を袴の中に入れて履く。

当時はウレタンが入ったのびのびパンツなんて存在しないでしょうし、着物のままでは作業にならない。

そんなところから開発されたであろうもんぺは、クラシックないで立ちだけでなく作り上げられてきたストーリー性にグッときます。

もんぺ族アラカルト

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もんぺ族田植えの様子

「畑」と「田んぼ」のファッションの違いはやはり「水場である」ということでしょうか。

あくまでも水を想定してのファッションなので、雨の日はハイテク寄りに。汗や湿気を逃し、雨や体温の低下は防ぐハイテクレインウェアは欠かせない存在だそう。


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子供連れで作業することも多いということで、田んぼに子供がいる風景っていいな~と思いきや、中にギャングスタ存在するやん!w

という幅の広さ。

ジュースを買え与え、お菓子で子供たちを買収するギャングスタ1人いるだけで作業はぐっと進むのです。

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稲が腰から生えてる子供もいますね~。

まさに草!

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農作業後のもんぺーず。

富士宮のクラフトビール、fujiyamahuntersbeer(めちゃめちゃ美味い!)にて、おつかれ〜の様子。

うーむ、みんなOFFのファッションも可愛い。

ちなみに、農作業後着替えはロングスカートを懐かしのプール着替えタオルのように使っての着替えをするそう。

女子ならではのエピソードですねぇ。

、、、ともんぺだけでなく広く色んなスタイルが存在するピースフルなトライブ、もんぺーずのファッションチェックでした!



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落合瞳
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