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農ファッション農ライフ no fashion no life vol.16

「芸能人が何億円でマンションを購入した。」

「今季の新作のお洋服は何万円分オーダーしちゃった。」

自分とは無縁な世界だな、とは思いつつもそういったセレブ生活がどこか羨ましかったころ、私はいつもせかされていたように思う。

何にせかされていたのかは分からない。

素敵な生活?憧れられるような外見?自分ではない誰かに焦がれる気持ちというのは大なり小なりあるものだとは思う。

でも、かっちゃんは全然違った。

こんな美人でこんなオープンな人がいるんだ、と思った。

そうゆう意味では私はかっちゃんに憧れているのかもしれない。

今回農ファッションに登場していただいたのは村松 和美さんこと、通称かっちゃん。

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静岡県の中でも限りなく西側、どちらかと言えば愛知県寄りの湖西市に住むかっちゃんの農ファッション&農ライフをお届け!

・かっちゃん(村松 和美)&てんちゃん(村松 和元聖天明)

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村松家のお家の前で

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《かっちゃん》

・帽子 かっちゃんが尊敬する有機農家さん「アッサーナ農園」の婦人から譲り受けた物

・首に巻いたタオル 結婚式の引き出物

・Tシャツ 友人からの頂き物、屋久島の作家さんの作品

・パンツ 旦那さんの元妻めーみさん作

・長靴 スパイク長靴

農作業をするときの服を選ぶこだわりは汚れても目立たないかどうか。

でもそのチョイスの中に大衆店の何々、、、というのが並んでいないのが実に人柄が出ている。

藍染の素敵なパンツは履きすぎて色あせてしまった物を藍染をやっている友人のところで染め直しさせてもらった、、、と1つ1つのアイテムが温かな気持ちに包まれているようなそんなチョイスがとても素敵だと思った。

かっちゃんの暮らしているお家の横には広い竹林があって割と山!な場所なのでこのスパイク付きの長靴が重宝するのだそう。

山って自分の足で入ってみるとみるとただ見ているだけのときと全く違ったりする。

土の様子、斜面のつき方、石がごろごろ、、、となんじゃこりゃマリオみたくパワーアップ出来るキノコでも食べさせてくれよって気持ちになる。

スーパーマリオ3だったかな、、、?

マリオが長靴に入って進んでいけるそんなアイテムがあったけど、このスパイク長靴はそんなアイテム。

「ガンガンいこうぜ」入りました~。

職業的には旦那さんのお仕事も手伝っているので事務局主任ということになるのだが、農業はやるわ、音楽活動はやるわ、イベントの主催はやるわ、、、実に活動的でカテゴライズするのが難しい人である。

三線弾いて歌っているのがかっちゃん。

と言うか、カテゴライズ不要の人、と言える。

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畑は土を天然の腐葉土と入れ替えることで収穫率がぐんと上がったそうだ。

上の写真の木枠はかっちゃん自ら作り、この時期ならではの夏野菜が実りとても良い畑になっていた。

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左はフルーツほおずき。

甘味があって非常に美味しいこちらも種から育てたそう。

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《てんちゃん》

一緒に登場してくれた通称天ちゃんはかっちゃんの長男。

本名は村松 和元聖天明。

名前の届出をする際に旦那である村さんが「ちょっと付け足しといた」と言って当初「天明」だった名前は「和元聖天明/あいげんせいてんめい」となったというエピソードは村松家のエピソードの中で私が最も好きなエピソードだ。

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天ちゃんが作った武器w 本気のヤツな。

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走る走る

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飛ぶ飛ぶ

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汚せ汚せぇ

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大人になってみると子供時代ってほんの一瞬で、でもとても大切な時期だったんだなと思うようなときがある。

そのとき、「自分って自由だったんだな。」と思えるような時間を子供に与えたいと私は思っている。

時間は過ぎる一方だ。

大人になれば向き合わなければいけない何かや時間に縛られる、なんてことがどうしても多くなってくる。

そうゆうことに子供の頃からあまり向き合わなくてもいいように出来ればいいなぁと思うのだが、天ちゃんを見ていると全然心配ねえじゃんと思えてくる。

・ライフ

お家にはヤギが5匹。

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敷地が広いので草を食べてくれて良いのだそうだ。

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子ヤギの可愛さに私びっくりしたわ、クララ。

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鶏もいた。奥に見えるのは鶏小屋。何匹もいる。
鶏はマジで早朝から鳴くのだ、、、早朝鶏の声で目が覚めるなんて体験したのは初めてだったかもしれない。

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お家は現在こちらに住んでいるのだが、行ってみたら「家を作ってる。」と言っていて、なんと旦那の村さんが1人で家を作っていてw家作りって一体何が標準なのかわっかんねー!ってなった。

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村さんは大工さんではない。

林業を営む親方なので家作りから遠くはない位置にいるとは思うが、自分で組んで自分で建てちゃうのぉ!?と驚くには十分すぎる立派な物だった。

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林業ならでは?材木が家の敷地にゴロゴロ。

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右が旦那さんである村さん。

Lee“Scratch”Perryみたいな恰好はしないだろうが、凄く似合うんじゃないかな、って個人的に思ってる。

私の結婚パーティーに来てくれた村さんはそんじょそこらの人では着こなせないであろうイスラムのファッションで登場してくれたのをよく覚えている。

現在暮しているお家も素敵エッセンス満載で、暮らしとか生活そのものを楽しんでいるんだなぁと実感する。

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野天風呂。

薪で沸かして入るのだが、温まり方が違う!!

やはり直火のパワー?

これぞエナジー風呂じゃん!

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これは竹藪エリアの井戸。

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この井戸があるだけで家から少し離れた竹エリアでも水が使用出来て便利!

使うと使った分だけいつの間にか戻るそうなのだ、すげー!

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この日は1日かっちゃんのとこでテントを張ってキャンプをした。

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キャンプ場という訳ではないが、いくつかテントを張っても十分な広さがあるのでコロナ禍以前はイベントをやったり(竹で作ったステージ有り)していた。

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近くに水遊び出来る川があり、夏場のうだる暑さはそこでしのげる。

近所のおじさんからいただいたというジャガイモでフライドポテトを作って食べた。

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丁寧な暮らしとか、カッコイイハイセンスな暮らしとか、人それぞれ落ち着くところはあるだろう。

それぞれが満足していればそれが正解だ。

人生は自分自身のものだ。

どう生きるか、どう暮らすかは己で選択して納得することでより良いものにしていけると信じる。

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Peace of future!!


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