アーユルヴェーダの基本とマサラチャイ作り
辻堂で参加できた、
アーユルヴェーダのワークショップ。
今回はアーユルヴェーダの基礎概念を学び、
マサラチャイ作りに挑戦しました。
自然の知恵で体と心をケア
健康に関しての考え方からまずビックリ。
日本とインド・スリランカの違い。
例えば、風邪の症状が出たときに
薬を出すのでとりあえずコレで治していきましょう的な
対処法をしがちな日本。
でも、インド・スリランカで健康や病気は、
日々の積み重ねの中にあるという考え、
日々の食事や活動のすべてが
健康状態に影響するという意識がある。
実際にインドやスリランカでは
台所にスパイス並んでいるのが日常。
薬に頼らず、スパイスで治していく。
不調な時に薬ではなく、
スパイスやハーブの力を使って
体や心をケアをする治癒法を身につけている。
そして、健康を保つ健康法は
一人ひとりが合ったものでという考えもあること。
なぜなら自分に適した方法でなければ、
心身に不調が生じたり、病気になるから。
だからこそ、自分の体質を知り、
自分に適した食事や行動が大切!
また、季節によっても体質は変化していくので、
その四季の特性も受け入れて行うとのこと。
不必要に薬を飲まず、
自然の知恵で心身をケアできるような状態を目指すのが
アーユルヴェーダの基本にあってすごく感激しました。
3つの体質
続いてアーユルヴェーダの基礎概念における、
3つの体質(トリドーシャ)という理論を
学びました。
天空・風・火・水・大地の5大元素からなる、
生命エネルギーがあり、そのエネルギーを
3つに分類すると以下の通りのドーシャに。
風+天空→ヴァータ
火+水→ピッタ
水+大地→カパ
誰でも体質(ドーシャ)を持ち、
その体質は一生変わることはないけれども、
食事やライフスタイル、経験や精神状態によって
体質が乱れてしまうことも。
心身を健やかに保つには、
本来生まれ持った体質を保つことが大切だと話す。
ちなみにこの日の自分は
ピッタとカパが同じくらい優勢でした!
そこでわかった自分の体質と自然の流れを理解して生活を送れば、
ストレス感じることは少なくなり、更に心身のバランスが保て、
健康で美しく輝く毎日を過ごせると言う。
自分の体質で見てあげると治療法もわかるので、
効果的に実践できるのも良いところ。
例えば、同じ関節の痛みでも
自分がどういう痛みなのか知らないと
なかなか解決しない。
自分の体質を知って、
自分に合った治療法をしないと、
即効性もなく、効果的に治らないことが1番の学びでした。
マサラチャイ作り
マサラチャイは、
インドやスリランカの伝統的な飲み物。
元々はスパイスのみで作るのが主流で、
病気を和らげるために飲まれる調合薬的存在。
その後インドがイギリス帝国に支配されたことを
きっかけに、茶葉が使われるようになり、
現在のスタイルに広がっていきます。
アーユルヴェーダにおいてのスパイスやハーブは、
料理に香りやアクセントを与え、
美味しくする他にも食欲や消化、代謝を促す。
さらにデトックス効果や消化不良を予防する効果も。
体の調子を整える薬としての役割も担っているのが、
マサラチャイにはあります。
さてさて、実践のみんなでマサラチャイ作り。
まず、カルダモンやクローブ、
シナモンスティックなどのスパイスを砕きます!
あっという間にマサラチャイの完成!!
スパイスと茶葉がミックスされ、
とれも芳醇な香りとスッキリと優しい美味しさが抜群です。
家でも作れるように今回使った材料を購入し、
飲んでみたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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