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鮮明な虹に出会えた灼熱の #谷川岳 (日帰り) - 群馬県 #ジャニ登山

Journeymanと呼ばれています(長いのでジャニで)。簡単に登山の記録をまとめる活動をしています。こちらはNo.2になります。

今回は実際に登って感じた<オススメの行動>を添えてみました。ご参考になれば幸いです。



谷川岳について

群馬県と新潟県に跨る山です。「耳」と名のつく峰があり「耳二ツ」と言われ、😺ネコの耳のように見えます。個人的には #ネコ耳岳 と思って眺めていました。

手前をトマの耳、奥の高い方の峰をオキの耳と呼びならわしている。トマの耳は古くから薬師岳とも呼ばれ、山頂には石造りの薬師瑠璃光如来が祭られていたという。一方、オキの耳には、富士山の浅間菩薩が地元の人たちに福を与えんとして降臨したとの伝説も残り、別名谷川富士と呼ばれる。

今回はいくつもルートのある登山道のうち、比較的シンプルなロープウェイとリフトを乗り継いで天神峠にいたり、双耳峰を巡って天神平ロープウェイに至るコースを登りました。


成夏の3連休中日は2つの困難が

土曜は毎週固定の予定があり、月曜は勤務なのでなかなか山に足を伸ばすのは難しい状況です。3連休の中日(なかび)を使って、谷川岳登山しました。車移動が数時間でいくつか目星をつけていた山の中でも比較的避暑できて楽しめそうな場所としても良いと思っていました。

結論からお伝えすると2つとてもハードな状況がありました。ひとつは、3連休は非常に混雑するというコト、もうひとつは平野部が40℃近くなる猛暑日は山中も30℃を超える暑さになるコトです。ずっと動き続ける山では30℃は灼熱の部類です。完全にバテました。

<オススメの行動>

3連休の中日が一番混むそうです。避けるか早めに向かってください。07:00からロープウェイは運行しているのでそれまでに着くと良いです。
適度な水分補給や塩分補給はお忘れなく。涼しさの対策、ネッククーラー、ファン付きクーラーベスト、凍ったドリンクなど、熱中症レベルの暑さの時は必ず対策を。


谷川岳ロープウェイに乗る

早起きして向い、麓の土合ロープウェイ駅に着いたのは08:10でした。そこから駅内の駐車場(500円)に停めて、身支度を整えて、最初はチケット購入の待機列に並びました。

<オススメの行動>

ひとりの場合は、自宅から完全に登山身支度を整えて到着即チケット購入に向かってください。往路に列ができるのはチケット購入で、ロープウェイに乗る列は並んでいません。
複数名の場合は、ひとり先行してチケット購入列に並ぶようにすると良いです。身支度、登山届、トイレなど交代でできます。


谷川岳登り 09:40-13:10

リフト終着駅天神峠

360℃の展望があり天神峠リフト駅に到着して、登り始めました(最初は下りながらの山行ですが)。月夜野、沼田方面と両サイドの峰々、別方向には見事な谷川岳の稜線が見渡せる場所です。

登山をしなくても、登る価値を感じる風景でした。ロープウェイとリフトの往復セット券は大人3,500円、子ども2,000円です。高いホスピタリティでファンが多い #星野リゾート さんが運営されています。以下リンクのページ下部に、イラストのトレイルマップがあります。ステキなので是非ご覧ください。

天神峠09:40〜熊穴沢避難小屋10:25

体の「蓄え」を燃やすためにw
熊穴沢避難小屋到着、風がないので休まず進みました。

熊穴沢避難小屋10:25〜谷川岳肩ノ小屋12:23

万太郎山
天神のザンゲ岩から月夜野・沼田方面を望む
年季の入った谷川岳肩ノ小屋
冷えたコーラ(350円)とカキ氷(600円)

眺望は素晴らしく、風が吹くと気持ち良かったですが、この区間で暑さにまいってしまい完全にバテました。熱中症予防で下山する方も少なくなかったです。山行中のそこかしこでそんな相談を耳にしました。そこに来て、カキ氷は最高の対策でした!ごちそうさまです!!

<オススメの行動>

複数人のパーティーの場合は、小屋で購入するのにそれなりに並ぶので、体力のある方に先に行って並んでもらうのはアリです。また、カキ氷は売切になる場合もあるので早め早めの行動が大事です。


谷川岳肩ノ小屋12:50〜オキの耳13:10

小屋から5分弱でしたが混雑していたトマの耳には寄らず、まっすぐオキの耳(最高地点)に向かいました。バテてはいましたが、何とか登頂できました。眺望がなかったのが残念でしたが、到達できてホッとしました。

崖の向こうにクッキリと落ちる雲の影
#オキの耳 1,977m 谷川岳登頂 13:10
手前にオキの耳、奥にトマの耳を望める

オキの耳を越えた少し開けた尾根で山頂休憩、足を投げ出してゆっくりしました。昼のエネルギーチャージでカロリーメイトチーズを食べました。蒟蒻ゼリーがとても美味しかったです。北西からガスが出ていて、直射日光を防いでくれたので、過ごしやすかったです。


谷川岳下り 13:35-16:30

山頂13:35〜谷川岳肩ノ小屋13:54

ロープウェイの注意で「混雑時は遅くとも14:00には下山開始してください」とあり、パーティーの登山技能的にも更なるアタックは「背伸び」と判断し、一ノ倉岳やノゾキへ足を伸ばすのは止めて下りました。

比較的大きかったマガチ沢雪渓。他にも何箇所か雪が残っていました。
#トマの耳 は行きは混んでいたので帰りに。
とても立派な案内半球、富士山が見えたら感動でしょうね。
谷川岳肩ノ小屋再び、トイレ休憩しました(協力金100円)。
伊藤園のGo!(300円) 美味しかったです!

大雨転じて虹となす 谷川岳肩ノ小屋14:06〜天狗のトマリ場14:41

暑かったのと下山渋滞していたのがあり #天狗のトマリ場 で20分ほどすずみました。雨がパラっと降ってきたので出発すると、南の島のスコールのような大雨が5分程降りました。持参した折り畳み傘をさして電子機器をパッキング、ザックカバーを装着しました。小雨になるとゆっくりと虹が出てきました。3枚の連続写真でお届けします。

ひとつ目の虹がゆっくりと出現。
その虹の上に2つ目の虹が。海外の方の「ダボォレインボー!」の声が。
なかなか見られない鮮明な虹に。本noteの見出しにしました。

天狗のトマリ場15:05〜天神平ロープウェイ駅16:30

ココからは下りの鎖場ごとに待ちが発生し全然進まず、天神峠と天神平の分岐まではずっと大渋滞でした。熊穴沢避難小屋通過は16:01でした。「14:00までに下山開始」の意味を十分体感しました。

道中は、期せずしてゆっくり展望を楽しむ時間になりました。
16:30天神平に到着!

最後に…

洗い場で泥まみれの靴とパンツの裾を洗ってから、往復8km弱の山行ですっかり疲れた足を投げ出して、草原に寝転んで休みました。風もあって、見上げた空が美しく気持ち良かったです。

天神平でマグロに。

17:00のロープウェイ最終に間に合いましたが、長蛇の列で乗るまでに1時間ほど掛かりました。ロープウェイ乗り口でキンキンに冷えた谷川岳の美味しい水が無料配布されていたのでとても助かりました。生き返る美味しさ!!

<オススメの行動>

いよいよ最後のオスススです。複数人のパーティーの場合は、体力がある方もしくは途中までで下山した先着隊の方が並ぶコトをオススメします。また、1時間近く並ぶ(最後尾ははっと)ので、こまめに交代などしてトイレに行ったり靴を洗ったり、ドリンクを買ったり(ロープウェイ乗り場にありますが冷たいドリンクは売切もあります)しましょう。
ロープウェイは最終17:00ですが待機列がある場合は延長運行してくれます(スタッフの方確認済)。それに甘えてゆっくりし過ぎるのは本末転倒ですが、急いで下って怪我をしては大変なので無理は禁物です。
ロープウェイの駐車場の閉鎖は18:00ですが、当方は時間に間に合ったので確認できていません。事前に確認をオススメします。

帰りは水上温泉街のお蕎麦屋さんで冷たいそばと天ぷらを食べて、無料の足湯に使って帰りました。山中6時間50分、1日の歩数は20,950でした。

みなさん、安全に無理なく良い登山を!!


https://twitter.com/beajourneyman

以上 #ジャニ登山 # 2 でした。




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