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#63_【スタディツアー】国境の島対馬からいまの暮らしを見つめ直す_その3

ドルトン東京学園さんの教育旅行3日目。

今回の参加者には、漁業に興味がある生徒さんだけでなく、漁師になりたいという生徒さんもいらっしゃいましたので、色々な漁業者さんから話を聞くのが良かろうと思い、丸徳水産さんの海遊記にご案内しました。

【犬束祐徳さんから海遊記のベースにある「そう介プロジェクト」についての説明です。】
【食害魚のひとつとされている、ノトイスズミの実物(2.5kgサイズ)。】

講話のあとは、船に乗り込んでいざ海へ!

【船に乗り込みます(^^ )。】
【漁船で万関橋の下をくぐります。】
【サバの生け簀です。】
【エサに食いつくブリに興味津々です。】


【マグロ養殖の現場です。】
【えさやり体験もできます。】

養殖の現場だけでなく、磯焼けや漂着ゴミの現状を見学します。

【磯焼けの様子をハコメガネで観察します。】
【青い海が広がる黒島まで遠征です。】
【漂着ゴミがなんとかならんかなぁ・・・という感じです(-_-;)。】

帰ってきたあとは、岸壁の近くに設置されているかごや生け簀などに入っている生き物の観察です。

【サザエのトゲを観察しています。】
【祐徳さんが育てるウニです。】
【生け簀からロッポウ(カワハギ)をつかみ取り(^^ )。】

そして、昼食は丸徳水産さんが経営している「肴やえん」さんへ。
えんさんで提供されるサバは、先ほどご紹介した生け簀から、毎朝水揚げして提供されています。
この日は、海遊記の内容にあわせた定食を作っていただきました。

【サバの味噌煮に、そう介(イスズミ)のメンチカツ、アイゴのフライ、ヒオウギ貝。】


ご案内の内容が、前回の雲孫財団さんの視察と一部重なってはいたものの、学生の受け入れが初めてだったということで、少々恐る恐るのところもありましたが、無事に終えることができました。
生徒さんたちの中で、対馬でのいい思い出がひとつでも残ってくれたら幸いに思います。

私が、子どもへの対応があまり得意ではないので、銭本さんや丸徳水産のみなさん、民泊のみなさんのコミュ力に、大変助けられましたf^_^;)。
「だったら、なんで教育旅行なんか誘致するんかい!」とツッコまれそうですが、対馬には歴史や動植物など直接見られる学びの素材が多いだけでなく、社会がシンプルでコンパクトにまとまっていますので、学校の勉強が社会に出てどのように役立つのかが分かりやすい、と考えます。
そして、個人的な話ですが、自分が子ども扱いされるのを嫌うめんどくさいガキでしたので、年相応であるかなど考えずに、「ほとんど理解できなくて構わないから、子供だましではないものを見せたい」という想いが、無意識に働いた気がしています。

島内の移動は、こちらが想像していた以上にキツそうでしたので、移動中はガイドよりも対話の時間に充てよう(疲れているなら、寝てもらっていい)など、色々反省点も出ましたが、行動まで起こさないと得られない成果が沢山ありました。
具体的に示せる実績がなかったにもかかわらず、機会をくださった安居校長には、大変感謝いたします。ありがとうございました。

《教育旅行のご担当者さまへ》
まだ始まったばかりですが、対馬での教育旅行のご相談や、「対馬でなら、こんな旅行ができませんか?」というご質問などございましたら、ホームページのお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせくださいo(^-^)。

《対馬の事業者のみなさまへ》
今回、丸徳水産さんからは「アテンドしている私達も楽しかったです」という感想をいただきました。
視察や教育旅行を、島内の事業者さんの情報収集や活動の発信手段としてご活用いただきたいので、お気軽にご相談くださいo(^-^)。


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