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【140字の日記】

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日々の情感の徒然書きです。
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#エッセイ

来年の春は、晴れて花見をしようじゃないか

 昨日、10時を過ぎて、そろそろ病院にいこうかとしていたころあい。  夫から、メール。  仕…

八面玲瓏、春が来た

 また前回のつづきになりますが……  結局、完全に春にるのはいつやねん? ……っちゅうの…

今年、うぐいすの初鳴きがみょうに早かっただけでなく、聞いたことないくらい下手くそで、毎朝はらはらしています。また、昼過ぎに初めての谷渡りを聞いたのですが、「けっ、きょっ、けっ、きょっ、けっ……」と空前絶後のたどたどしさに絶句。無事に上達できるか、マジで不安です。がんばってくれ……

きゅうにあたまのなかがしろくなる

 ねんまつからうまく文章がかけません。  このあいだも、あたまのなかでめちゃくちゃスペクタ…

 先日、ベランダで、ぼけー、ってひなたぼっこしてたら、とつぜん、  あ、いま不可逆のライン越え…

春はタイルを敷き詰めるように

 まあ、ようするに、この記事↓のつづきです。  この日には一輪しか咲いてなかったしゃがも、…

テレビ前、今日も平常運転。

 先週の夕方、義父宅にちょっと様子を見にいってました。  いつもどおり、テレビの前の座椅子にすわって、相撲見てました。  たったそれだけで、なんか泣けたわ~……  無観客試合なんて、気の抜けたコーラみたいでやるもやらんも同じじゃ、としか思ってなかったけど。  だけど、おかげでテレビの前だけは日常が平常運転してる。  新型コロナ蔓延防止のために外出はひかえめに、とか、イベント自粛、とか、閉塞感多めのきょうこのごろ、ふつーにふつーで過ごせる場と時間があるのは、拝みたいくらい

ことばのちから

 さきほどスーパーへいってました。  買い物しながら、トイレットペーパーがなくなってる、と…

芽吹き、レジリエンス《140字以上の日記》

 義父も寄る年波にかてないのか、この数年、庭が荒れぎみになっています。サツキの生け垣もびっ…

箱庭ゲームで街を建設するのって、いいですよね……台風も地震もこないから、洪水も土砂崩れも津波もこない。森や野原を切り拓いて、ひたすら畑を耕して、工場を稼働しても、CO2排出の心配もない。ユートピアすぎてうらやましくなってきます。
今日はこっちの方でも雨がひどくなりそうで……憂鬱。

台風による水害の災害廃棄物の膨大さを、乾くまもなくカビの生えてしまった家屋をニュースで見るたびに、「モノを所有する」ことの意味を考え込んでしまいます。水没して処分された大量の車両も、どこへ行くのでしょう。せめて自然に帰ることすらできない人間の所有物の末路は想像するだに悲しいです。

うつの主治医と。最近、横になるより体を動かしたい気持ちが高まってきて、家事をすることも増えてきたけど、部屋の片付けだけはやる気が……というグチに、「ま、元気なときでも、イヤなことや苦手なことは手が出ないもんだしねぇ。うつなら、なおさらでしょ」と、にっこり。納得です。無理しません。

あいかわらず突発的に強風が吹きますが、やや間遠になってきて、静かな時間も増えてきたので、酔狂なことに洗濯物を外に干しました。いつもと同じことをやっていると、「こわいけど、大丈夫」と気持ちがしっかりしてきます。西の空の雲の亀裂からは、青空が見え始めました。過ぎない台風はありません。

今朝はぐっと冷え込み、窓も開けれないまま重ね着してました。だけど日がのぼるにつれて、窓を開け、1枚脱ぎ、半袖に着替え、けっきょく昼にはいつものようにエアコンの送風をポチ……まさに空気を読みながらの体温の微調整。この気候が日本人の「空気を読む」技術や繊細さを磨いている、とつくづく。