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1月17日(月) 活動記録〜安心して失敗できるということ〜

今日も「かいかい」からはじまったつらぬき楽園。
(「かいかい」とは?こちらの記事で^^)

午前中はボードゲームをし、「11時から買い物に行こう!」とメンバーからの提案にみんな賛成。

何やら子どもたちの会話を聞いていると、今日は魚を捌いて海鮮丼を作りたい!らしい。

いざ買い物に出かけて鮮魚コーナーに行ってお店の人に聞いてみると「この魚はお刺身はできないの〜」と捌いても生で食べられないらしい。

柵のお刺身でも買うかな?と思ったのですが、そこからの子どもたちの方向転換!!

「じゃあサンマ焼いて食べようよ!!」

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からの〜

「捌きたいけど自分は焼き魚は食べたくない」

「カップラーメンもいいなー!」

「アイス買おうアイス!」

と次々意見が交差する。

相談しながら、みんながいい感じになるよう予算内で買い物。

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すごいコミュニケーションしながらめっちゃ頭使っただろうなあ。


調理室に戻って、魚を捌くのが得意なメンバーに内臓の出し方を聞きながら捌いたり、

ラーメン食べるのに、お湯ってどうやって沸かすんだ?!というところからはじめたり。

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カップラ組と鍋でつくるラーメン組に分かれたんですが、

鍋組、カップラ組が沸かしたお湯の余りに生ラーメンを投入!!(結構温度下がっとる〜!)

そこで2分待って作ってみるも「あれ?!なんかぶよぶよで餅みたいなんだけど!!しかもぬるい」

となってました😆

サンマは塩を振りすぎだったらしく「しょっぺー!!」と。

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「今日のラーメンは失敗だったな・・・」と言いながらペロリとたいらげたメンバー。

沸騰しているのと、温まってるお湯の温度がそんなに違うと思ってなかった、って言ってました。

サンマ焼く時は塩、もっと少なくていいんだ!身の中までふらなくていいね!とも。

自分で体験して、味も感じて。こうやって気づいたことって一生忘れない学びになる。

「安心して失敗できる、チャレンジできる場であること。」

ツクルスクールを見学させてもらった時に聞いた言葉が私の中でよみがえります。

スタッフの私は、とにかく介入しないことを心がけている。誰かの顔色を伺わなくていい場所。そんな中で小さな自己決定の積み重ねを。

介入しなかったその先のこどもたちの気づきや表情を目の当たりにすると、日々いかに"奪っているか"を考えさせられるのでした。


次回の活動は1月24日(月)!
見学や体験のご連絡、お待ちしています^^


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