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#今日の学び No.42「独学大全⑤」

どうも...Anbyです。もう金曜日ですね。早い。高校の時は曜日感覚がずれていましたが、大学生になると日にち感覚もずれてきました。オンライン授業だからなおさらです…

さて、今回の内容は「独学大全」のアウトプットになります。独学大全に関する記事は、別にマガジンを作成しているので、「独学大全」って何?となった方は、そのマガジンの始めの記事「独学大全①」をお読みくださいね。マガジンは下に貼っておきます。

そして前回の記事も下に貼っておくので、時間があるときでもいいので読んでみてくださると嬉しいです!では、今日も参りましょう!

1.知的生産性を高める

本のタイトルにもなっているように、「独学」向けの方法であることを最初に補足しておきます。とは言え、一人で勉強する、所謂自学をする人は、学生然り、社会人の方でもいらっしゃるでしょう。

その時、あなたはどのような勉強法を取っていましたか?何かしらの作業をするにあたって、集中してやりたいですよね。集中力があまり続かない人もいるようで、始めても結局30分程度でスマホを触ってしまって、ダラダラと時間だけが過ぎてしまった…みたいな経験をしたことがあるかもしれませんね。

ところが、実は人間の集中力は15分程度しか持続しない(個人差はあります。最低15分は続くが、何時間も続くわけではない、という意味です)、というのをご存知ですか?理由は色々考えられますが、人間の脳はハイスペックではありますが、過度な負荷を与えられると処理しきれなくなるので、ストレスを避けようとします。

集中状態は、脳が最も活発に働いていて、仕事の効率も最大化されます。同時に、脳はそれだけ働いているということなので、当然ながら時間の経過とともに疲労がたまっていきます。

ですので、逆説的ではありますが、勉強始めて15分以上経って集中が途切れると、脳は正常であるということになりますね笑

「自習時間は1時間だから集中してね」よりも、「とりあえず15分だけ集中してやってみて」と言われればできる気がしてきませんか?

これは前に登場した「2ミニッツ・スターター」の技法と似たようなものですね。あれは集中状態を作るための技法でしたが、今回の技法は

1日の知的生産性を高める

ためのものになります。

仕事あるいは勉強する際に、長時間連続で行うのと、短時間の作業と休憩を繰り返して行うのとでは、その知的生産が異なります。あなたはどちらが効率的だと思いますか?

正解は、後者です。短時間の作業と休憩を繰り返して行う方が、その生まれる知的生産性は高いです。理由は先にも述べたように、そもそも人間は長時間連続の作業に不向きだからです。

私も実際に実践していますが、私の場合、集中力は最低30分は続くので短時間の作業は30分間に設定し、休憩は5分にしています。これは、独学大全では、「ポモドーロテクニック」という言葉で紹介されていました。

ポモドーロとは、イタリア語で「トマト」の意味です。ポモドーロテクニックは、1992年にソフトウェア開発・起業家のフランチェスコ・シリロ氏によって提唱されました。彼は、仕事を取り掛かる際にトマト型のキッチンタイマーを使用し、25分間作業に集中して5分間休憩し、それを4セット繰り返したら30分休憩する、という手法を編み出しました。

独学大全では、このポモドーロテクニックについて、以下のように記述されています。

ポモドーロ・テクニックは短時間の集中作業を繰り返すことで、一日のうち集中力の高い状態にいる時間を増やし、知的生産性を高める手法である。

これは仕事や学習のみならず、行動の習慣づけにも有効です。一日に5分程度でも毎日続けるのであれば必ず効果が見られる、というのは科学的にも明らかになっていますから。

ここで注意しておいてほしいのは、休憩に「スマホ作業」は含まれない、ということです。休憩時間によくスマホを触る人がいますよね。SNSをチェックしたり、メッセージを返信したりなどなど...これらの作業は脳を働かせているので休憩にはなりません。逆に脳を疲れさせています。加えて、せっかく出てきたやる気も引っ込んでしまいますので、非常にもったいない作業であることが分かりますね。

メッセージが来てるかもしれない…と不安になったり気になる、と言う人はそれはスマホ依存症の兆候ですので気を付けてくださいね。

2.まとめ

今回の内容は以上になります!ここまでお読みいただきありがとうございました!

独学大全、という本はその名の通り「独学」をする人向けの本です。「独学」という言葉だけでは語弊があるかもしれません。ここでいう独学とは、学ぶ機会も条件も与えられないうちに、自ら学びに飛び込むことを指します。挫折するのは当たり前です。それでも学ぼうとする人は、この本を手に取ることをお勧めします。

では、また明日!

第44号

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