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「思いを聴く。」理学療法士、そして、コーチとして大切にしていること。

「頭ではわかっているんだよ。

でもさ、当事者になると、やっぱり辛いんだ。」 

このフレーズを聞いたら、皆さんなら、どんな声がけをする?

人は、他の人が悩んだり、迷っていたりすると、

「大丈夫ですよ。」

「一緒に頑張りましょう。」

「一人じゃないですよ。」

と、励ますことが多いと思う。

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誤解のないように伝えると、別に励ますことがダメだと言っている訳ではないことが前提。

でも、もし、自分が何かの自分にとって予期せぬことでの当事者、

例えば、予期せぬ病気、身近な人の死だったり、そう言ったことが突然に起きた時に、

励まされても、なかなか受け取れなかったりすることが多いと思う。

「どうぜ、自分の気持ちは、誰にも分からない。」

そうやって、塞ぎ込みたくなるよね。

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私自身、理学療法士として医療介護の現場に携わって、17年。

そして、コーチとして人に関わり初めて5年。

本当に、多くの、突然何か起きて、人生の岐路に立っている人たちを目の当たりにしてきた。

もちろん、今でも励ましたりもするけど、最近は、決してそれだけでなく、

なんというか、まずは、その人の思いを聴く。

「思いを丁寧に聴く。」

そんなことを意識している。

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具体的には、共感がベースにはあるのだけど、過剰な共感はせずに、

その時に、特に意識するのは、

「目の前のこの人は、本当は何を伝えたいのだろう。

心の奥底では、何を言葉にしたいんだろう。」

ということ、もう少し、スキル的な話をすれば、

「相手の言葉を繰り返す。」

コーチングスキルで言うと、リフレインと呼ばれるもの。

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リフレインする時のポイントは、その人が何度も口にするキーワードだったり、表情が変わったり、何か出ずらそうな言葉をキャッチして伝えていくこと。

その時は、短めにすることが大事で、キーワードだけ返す感じ。

例えば、

「悲しい。。。」

「辛い。。。」

「納得いかない。。。」

余計な修飾はしないで、そのまま、そして、出来るだけ、その人と同じ抑揚、トーンで伝える。

そうすると、比較的、その言葉をご自身で掘り下げていくことが多く、そこから、また話が深くなっていく。

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聴いて、こちらが解決しようとしたり、何かアドバイスを伝えたりすることを全面に出さないことも大切になってくる。

その人が発する感情という無形に近いものを、有形にする。

最近は、そんなイメージで話を聴くようにしている。

無形なものが有形になると、人はそれだけでも安心するのだと思う。

感情に名前をつけていく、そんな感じかな。

「思いを聴く。」

深いんだよね。やりがいと言うか、広く考えると、自分が生きている感じがする。

だから、理学療法士やコーチをやっているんだろうな。

以上、国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ、笑顔のお父さん言語化コーチ🤗🗣Be a Smileの山田真伸の言語化でした!

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、、、言語化してスッキリ☆☆

無形を有形にする。

私の最近のトピックスなんだよね。

さぁ、本日もガンバルンバ💪

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