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「コーチングセッションを受けるなら、目標や目的がないとダメですか?」コーチングに関する質問③

コーチングに関する質問でよくあるのが、

「コーチングセッションを受けるなら、目標や目的がないとダメですか?」

があります。

「はい。コーチングはゴールありきなので、目標・目的があった方が良いので、ないとダメです。」

、、、と答えたいところですが(笑)


何を隠そう、私もコーチングを学び始めた頃、練習セッションなどで、

「この10分間のセッションで、何を得たいですか?」
「この時間をどんな時間にしたいですか?」
「そのテーマの目標、目的はなんですか?」
「そもそも、山田さんはどうありたいですか?」

これらの、質問が苦痛でした(笑)

だって、私は、今まで30数年生きてきて、

少なくとも、目標、目的の意義、あり方なるものを考えたことが、ほぼ無かった。

なので、それらの質問に対する、レセプターが閉じた状態だった。   

今、振り返るとそう思う。

もちろん、最初から、目標、目的が明確で、セッションが機能する人もいる。

でも、コーチングをよく分からないのに、

いきなり、それ目標や、やれ目的や、ほれあり方を聞かれても、

「えっ、?!なになに、コーチングって、こわい💦」

って、なりかねない。

前置きが長くなったけど、

「目標、目的、あり方などは、最初からなくても、それをテーマにするぐらいで大丈夫👌」


そのときに、機能するコーチングスキルとして、フィードフォワードがある。

コーチングスキルで有名な、フィードバックの対となる言葉が、フィードフォワード。

“的からどれだけズレたか“をフィードバックしてもらい、目標に近づける。

“的づくり“な要素が強い、フィードフォワード。

順序的には、目標目的が明確でない場合は、

そのことをコーチに伝えていくと、コーチからフィードフォワードを含めた質問などが展開され、

だんだん目標目的と言った、“的“がつくられていく。

そして、そこが定まったら、それに向かった、現状と理想のギャップがわかり、資源を探り、行動していく。

そして、行動を振り返り、また、目標目的を明確にして、、、

というのが、ざっくりなコーチングサイクル。

そんなことを繰り返していくと、だんだん、いろいろな目標目的をテーマに出す中で、

「あっ、問題は違えど、やっぱり、自分はこういうことを大事にしたくて、こんなところに囚われている。」

何が言いたいかというと、

コーチングセッションを受ける上で、目標目的が最初から明確である必要はなくて、

大事なのは一回セッションを受けて、

目標目的と言われてビックリして、尻込みなどしないで、

コーチングの3大原則とも言われる、

「継続性」

を信じて続けると徐々に自分のあり方などがわかってくる。

つまり、自分との対話が深まり、

「自分らしさ、あり方」

そう言ったところに、辿り着いてくる。

私自身も、そんな過程を得ながら、今では、

「私自身が笑顔で、周りの人も笑顔にできる存在であり続けたい。」

と、恥ずかしくもなくあり方を人に伝えることができるようになってきた。

そして、もっと大事なのが、

実は、

目標目的、あり方は、そもそも自分の中に答えが必ずある。

でも、それに気がついていない。

「灯台もとぐらし」

そんな感覚に近くて、自分一人ではアクセスしにくいので、

コーチという存在が機能してきて、コーチングセッションがその役割を果たす。

「コーチングは、ゴール設定ありき。」

と言われるのは、クライアントにとっても、コーチにとっても、限りある人生の時間の中で、

その貴重な時間を有効に使うために、

時間内のゴール設定をする。

そして、クライアントが公私に渡り、行動を起こして、得たい成果を得て、自分らしい人生を送る。

そんな時間が、コーチングセッション。

最後になるけど、

「だから、最初から目標目的がなくても大丈夫👌

まずは、コーチングセッションを受けてみて。

そして、続けてみて。

自分らしい未来が待ってるよ♫」

これらが、

「コーチングセッションを受けるなら、目標や目的がないとダメですか?」

に関する質問の私なりの、考えです☆

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