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休職後期 みんなの成功と疎外感
こんにちは。だるだるダルメシアンです。
適応障害と診断され、1ヶ月半お休みをいただいています。
ちょうどお休みから1ヶ月が経ちました。
当初はここで復職の予定でしたが、先日休職の延長が決定したので、まだお休み中です。
お休みから1ヶ月。
つまり、私が働いていた時に一生懸命頑張っていたものが世に出る時がついにやってきました。
チームの成功
ずっと気になっていた週末。
その日は週末作業が入るはずだったから、予定をあけていました。
でも、もう私にできることはチームの成功を祈ることくらい。
予定をあけていても意味はないし、リアルタイムで状況を見たらきっと気にしちゃうから、意識を向けないように予定をいれました。
そして、うまくいったら全てが終わっているであろう時間。
やっぱり気になったので、社内ツールを開いてみると、
そこには
無事作業完了ですの文字が。
そして、安堵に包まれたチームメンバーの写真と、
クライアントからの感謝の言葉が載せられていました。
本当に、素直に、
すごい!お疲れ様です!! と心から思いました。
難易度が高かったのに。
大きな変更だったのに。
本当に、本当に成功してすごい。よかった。
思わず拍手をしたほどでした。
疎外感
しかし、そう思った直後、むくむくっとイヤな感情が押し寄せてきました。
あの時がんばっていたら、私もこの写真に入れていた?
みんなと肩を並べてゴールできていた?
クライアントの感謝の言葉はどれも「最後まで走り抜いて成功させたメンバーに」であって私には向いていない
ここまで走ってきたのに最後だけ走れなかった
最後いなかっただけなのにすごく後ろめたい
みんなは「乗り越えた人」で私は「乗り越えられなかった人」だ
そこには事実としての埋められない差がある
ぐちゃーーーーっと色々な感情が押し寄せました。
以前読んだ「反応しない練習」をもとに、
心を2つに分けてみて、客観的に捉えようとしたけれど、もやんという感覚が残る。
抑えようにも抑えられなくて、しばらく洗面所で体育座りをして泣いていました。
別の考え方
1人では抑えられなくなって、パートナーに今の気持ちを話してみました。
すると、
「今までの10ヶ月すごくがんばってきたの知ってるよ。がんばったね」
と言われたのです。
私は、自分が休んだ1ヶ月にずーーっとフォーカスしていたのに、彼はそれまでの10ヶ月にフォーカスしてくれて、目から鱗でした。
すごくびっくりしたけれど、逆に自分との思考レベルの差を見たような気がして、今度はそれで号泣。
走りきれなかった悔しい気持ち
乗り越えたみんなと乗り越えられなかった私の壁を感じて悲しい
お休みした1ヶ月に対しての後ろめたい気持ち
そして、その1ヶ月にしかフォーカスできていなかった視野の狭さ
せっかく変わろうとしてたのに、変われていないの?あの時間は何?
イヤな気持ち、至らない自分がいやで、ひとしきり泣いたあと、眠りにつきました。
学び:復職の条件が見つかった
翌日、冷静な気持ちで振り返ってみて、復職の条件が見つかりました。
前のプロジェクトとは別のプロジェクトに入ること
幸い、私の会社はプロジェクト制をとっているので、部署などの大きな異動を伴わなくても別のメンバーと働くことが可能です。
それまでは、
元のプロジェクトからも「よければ戻ってきてほしい」と言われていたし、
全く別のところでいちからやるほうが精神的に負担かな、
と思っていました。
しかし、どんなに自分のメンタルを鍛えようと努力しても、たぶんまだ同じメンバーと働くのは早いのだと感じました。
理由は、
「乗り越えた彼ら」と「乗り越えられなかった自分」の差を感じてしまうから。
もちろん、彼らはそんなふうに考えないだろうし、
そう判断するのもそれこそムダな判断なのはわかっています。
けど、わかっていてもどうしても物理的に近いと感じてしまうこともあると思います。
今同じ空間にいると、
ずっとムダな判断を繰り返して、勝手に引け目を感じてしまう気がする。
ムダな判断をしないためにも、今は少し距離を置こう。
そう考えられるようになりました。
学び:自分を親友のように扱う
また、パートナーとのやりとりを振り返って感じました。
その日は、
「いろんな本を読んで自分なりに勉強してきたし、考え方を変える練習をしてきたつもりだったのに、どうしてパートナーのような視野の広さを持てないんだろう」
と自分を責めていました。
でも、振り返ってみると、意味わからないな、と気づきました。
もし、親友が、
「10ヶ月がんばってきたけど、最後の1ヶ月で離脱しちゃった。みんなの成功を心から嬉しいと思っているのに、自分はそれを達成できなくて辛い」
と泣いていたら、
「10ヶ月間よくがんばったよ。がんばってきたの知ってるよ。」
って返すと思うんですよね。
パートナーの言ってくれた言葉と同じじゃん!!!
と、そこで気づきました。
結局は、自分にはなぜか厳しくしているだけなんですよね。
親友がこの状況の時に、
「ほんと最後の1ヶ月だけ抜けるなんてもったいないよね。もっとがんばればよかったのに。」
なんて口が裂けても言わないし、そもそも思わないと思います。
改めて、
自分を親友のように扱おう
と心に決めました。
誰よりも、自分が一番自分を大切にする。
このマインドを忘れたら、この記事に戻ってこようと思います。