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過去の自分との交換日記5〜産院ジプシー


実は私、産院ジプシーでございました( ´Д`)
今通院しているクリニックは地元でも評判が良く、
担当医の院長も親切&丁寧&いけめん(うふ
他にも都内の魅力的で素晴らしい産院の数々に惹かれたけれど、
私は里帰り出産希望の身。
残念ながらいけめん先生の元で産む気は最初から無く、
実は前回の帰省の際に産院探しをしていたの。

北海道でも産院不足は深刻化していて、
当初希望していた某総合病院は分娩できないという事でパス。
次なる某総合病院には念のため帰省前に電話で確認。
「いつでも受け入れできますよ」という話だったので
下見がてら診察を受けると、
「実は・・・」と産科の閉鎖(!)を耳打ちされ。

もちろん、
その近くの評判の良いクリニックは既に予約でいっぱい。
そんなこんなで第4希望のクリニックを無事予約できたけど、
私の体調次第ではどこかの大学病院に転院する可能性も
無いわけではない・・・という、なんとも微妙な状況だったり。

まあ、今から不安がっても仕方がないので、
その時はその時!と開き直っております。
お腹の赤ちゃんにも伝わっちゃうしね。
私が動揺すると「大丈夫?」と弱いキックで心配してくれるの。
もぉっ、ういヤツ♪


当時、ニュースでも取り上げられていた産婦人科の医師不足。
お産の時に何かあった場合医療訴訟される事が多いから、
というのも理由のひとつだったそうで。
巨大なお腹抱えての産院探しは時間と労力を使うのでかなり疲弊したもので...第4希望まで考えておいてよかった。笑

ちなみに、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションは日常茶飯事。
お散歩しながら「今日はいいお天気だよー」とか、
食事のときは「今からみかんを食べるよ。すっぱいよー!」などと声をかけていた。

キック力の強い子だったのでリアクションも楽しかった。
四六時中ポコポコと蹴ってくるので
私は蹴られた部分を軽ーくポンポンと叩く。
すると赤ちゃんもポコポコと返事をする...という
所謂『キックゲーム』が私たちの日課になっていた。

いつも一緒の私たちはとても仲良しで、
おしゃべりも弾み笑顔が止まらなかった。

お散歩をしながら、
おしゃれなカフェでランチをいただきながら。

ワイヤレスマイクも無い時代。

たったひとりで笑いながら話している妊婦に向かって
時おり気の毒そうな視線が刺さったのは言うまでもない。


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