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【創作雑記】制作の調子

 結局、イラストを自分で描く流れになりにけり。

 少ない量であれば出来るのではないか、という感覚が生まれてしまい、目下その生まれたばかりの幼いモンスターを手懐けるようとしている。

 出来るか、出来ないか、というギリギリのライン。技量的に無理そうなところをパスしまくれば、すぐに終わる。でも、それで一体何が残るのか。一番美味しい部分を削ぎ落とすことに何の意味があるというのか。

 そう書いて、思い出すのは、進■ゼミの漫画で「出るところだけ、おさえればいいんだ!」という、要点を集中的に勉強することで高得点を狙うという手法である(自己解釈)要するに出題範囲全てをカバーするというよりは、一番重要な部分をしっかりおさえ確実80点くらいを採ろう、というもの(自己解釈)。

 夏企画は何より品質的意味合いでの「完成度」を重視している。そして短編であり、自分でグラフィックは全部作る感じになっており、あまつさえ制作期間も短いので、そういった限られた状況で「何を選ぶのか」という手札から取捨選択して勝負する感があって(デスゲームみたいに汗だくでドキドキはしてない)だからこそ、「出るところだけ、おさえればいいんだ!」が、なんか脳裏に浮かんでしまったのだった。

 たとえば、シーンイラスト10枚なら、とっておきの精鋭を揃えるべきで、それが最適解なはずなのだけど、案の定そいつらはすごく見応えのある=描きごたえのある一筋縄で行かぬ面々なので、やっぱり技量的に無理そうってものを多分に含んじゃう。そうなれば、出来る範囲でせめて準レギュラーに入れそうなメンツ集めに傾注するしかない。

 シナリオ、演出、その他含め、作品作りのうち何が一番作業のウェイトを占めるかって点で見たとき、明らかイラスト制作が重たいので、現状の創作マインドは、「イラスト制作だけ、おさえればいいんだ!」というものになった。

 本来は、料理をしないといけなくて、具材の調達だけで力尽きていてはいけいないのだけど、まぁ、仕方がない。まず、出るところをおさえなければならぬ。そこがスタートでありゴール。最悪pixivにまとめて公開すればミッションコンプリートなのだから。

なぜ、ファンタジーから、夏企画へ移ったのか?

 短編でおさまらない規模になっており、プロットも難航していたなかで、とある一日の勢いにより、数ヶ月間で後の円滑な制作とモチベの源泉を生み出そうという気持ちになり、このような運びに相成った。

 ファンタジーは未消化なので、絶対に生み出したい欲が膨らむ運命。下地がない分、スタートダッシュが遅いものの、一度作れば、それは新しい力となるだろう。そう、力こそパワー(中略)パワーが私の力となってくれる。

 完成は8月内

 これはなんとしても夏に合わせたい。理想は今月中シーンラフ描き上げて決定案を出すって段階まで持ってきたいが……あれっ? 惨状を呈している!

 


 



 

 




 

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