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「人生の基盤となる学びの場」


●今日の専業学生:稲村望美
学部:経営学部グローバル経営学科
出身校:静岡県立三島南高等学校

●今日の聞き手:坂下朋紀( グローバル経営学科 SA15)

「地域活性化に興味を持ち上京する」

坂下:のんちゃんはビジネス・ブレークスルー大学(以下BBT)へは編入で入学してるよね。

稲村:静岡が地元なんですが、最初は都内の大学に指定校推薦で入りました。
地域活性化やマーケティングに興味があって、授業もグループワークや、アクティブラーニングを取り入れていて、実践的な授業に魅力を感じたんですよね。友達もたくさんできたし、地元とは違う、刺激のある生活を最初は送っていました。

ただ、授業に遅刻してくる・寝ている人、さらに授業中に先生の横を通ってトイレに行く人などに、違和感を感じていました。

それでも大学にはしっかり4年間通おうと思ってたんです。
そんな中で大学の講師をやってる人に、「いい会社に入れる」「こんな先生のもとで働ける」とインターンに誘われたんです。

坂下:いい先生じゃん。何か問題でもあったの?

稲村:これは後々わかったんですけど、そこは不正なインターンだったんですよ。でも当時は大学1年生だし、判断のしようがなくて。
それで大学に対しての信頼も失ったんですよ。大学は好きだけど、本当にこの大学にいていいのか葛藤がありました。そんな中でBBTに出会ったんです。

「ある人との出会い」


坂下:説明会に参加して白崎さん(BBT事業本部 執行役員)の熱い言葉に心を動かされたと聞いたんだけど。

稲村:白崎さんと出会ってなかったら、入学してたかわからないくらい大きな存在です。

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(左:白崎さん 右:稲村さん)

説明会で、BBTの話に加えて、何故インターンを始めたのかという話になったんですよ。
「就活に活かせる」「いい会社に入れる」などを、鵜呑みにしてしまったと話しました。
白崎さんに、「いい会社というのは自分が決めるもので、他の誰かが決めるものではないんだよ」と言われたんです。すごい当たり前のことなんですけど、そのことに気付けなかった自分が情けなくなってしまったんですよね。

あと私に、1対1の人として真剣に向き合ってくれて、彼の考えにも刺激されました。
こういう人がいる環境が素敵だなと思い、BBTに編入を決めました。

それに加えて、「一流の経営者」が教鞭を取っていること、社会人学生(働きながらBBTに通っている学生)がいることも魅力的でした。 

「卒業した時はBBTでよかったと思えるように」

坂下:入学後について聞かせてください。

稲村:私は秋編入だったので、2017年9月に編入しました。
ここも白崎さんに相談して、就職活動をしたいのならブランクは空けない方がいいと言われました。
また編入にあたり、前の大学での単位はほとんど単位認定をしてもらえました。そこもBBTのいいところですね。再入学で受験しなきゃという不安もあったので。

坂下:最初にBBTで取った授業は覚えていますか?

稲村:幅広く自分の視野を広げられるように学ぼうと思っていたので、プログラミングやリーダーシップも取りました。

坂下:卒業する時の目標は持ってた?

稲村:前の大学辞める時は自分に自信がなかったんですけど、それじゃ社会に出れないと思っていました。

BBTに入ってからも、前の大学に戻りたいと思う時期もあったし、正直不安だったんですよね。
だから、「BBTでよかったと思って卒業するぞ!」と「胸を張って社会に出る」というのは目標としてありました。BBTでチャレンジするって決めて編入してきたので!

坂下:のんちゃんらしい!自分の選択に間違いなかったと思えるような大学生活にしたいということだよね。
今は地元に帰ってるというだけど、学習以外には何をしてるの?

稲村:飲食店でのアルバイトと、BBT卒業生の方が運営しているECサイトのお手伝いをしています。
私が入学後すぐにグループワークで卒業生とお話しする機会があって、繋がった方なんです。私もスキルを付けられるようなアルバイトをと思っていたので、ありがたかったです。こういう繋がりができるのも、BBTの良さだと思います。

「i⭐︎Labについて」

坂下:大学内でも活動してるよね。i☆Labについても聞かせてください。

稲村:i☆Labはもともと、インターンシップラボという名前で始めたイベントです。
キャリアセンターの方と、「専業学生(社会人学生の対義語)が情報交換したり、繋がる場が欲しいよね」というお話をしたのがきっかけでした。

私も、大学内で友人の輪を広めるのに苦労しました。例えばちょっと電話したりとか、ラフな関係はなかなか作れなかったので。もっともっと BBTの学生が繋がれて、自分自身の研究所のように、何かきっかけを与えられる場にしたいなと思い始めました。

イベントで会ったり、募集をかけて応募してくれた子と、2019年の夏に立ち上げて、11月に第1回目を開催しました。

最初は、在校生のインターンしてる学生と、卒業生の方にインターンの経験談を話してもらいました。20人くらい参加してくれましたね。

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その後、インターンシップラボから、「i☆Lab」に名前を変えました。インターンだけでなく、もっと広い活動をしていきたいという思いからです。
そこには2つ軸があります。
1つ目は、学生同士で繋がれて交流できる場。
2つ目は、何かきっかけを得られる場。インターンや就活、もっと自分について知ることができる場になれたらいいよねということです。
これを兼ね備えているのが、アイラボらしさだと思ってます。

今はコロナの影響で、オンラインで開催しています。4月は新入生歓迎歓迎会をやって、5月は先生方を招いて交流できる会を企画しました。

坂下:みんなの反応はどうですか?新入生も多く参加してるみたいだけど。

稲村:最初はオンライン参加者に、現場を感じづらいと言われました。あとインターン経験者には内容が初歩的すぎるとか。
その一方で、インターンを始める時のお手本にするという声ももらいました。

最近は全体の4,5割が新入生だと思います。
i☆Labに参加して、自分もコミュニティを作りたいと思ってくれる子がいると聞くと嬉しいです!もくもく会(学生同士の交流会)や、オンライン勉強会を企画したりしてるみたいですね。部活を作りたいなど聞くとアクティブだなと思います。

あとは大学公認イベントなので、参加する側の安心感にも繋がっているみたいです。

坂下:今後の展開はありますか?

稲村:みんなの期待値を超えるイベントにしていきたいとメンバーで話しています。参加してくれた人に、「i☆Labに参加してよかった!」と思ってもらいたいので。
そのためにも、参加者に何らかの収穫や、刺激があるイベントにしていきたいです!

自分たちもi☆Labのおかげで、BBTのことをより知れて、すごいやりがいに感じてます。輪も広がっていますしね。                 

「将来の展望」


坂下:では最後にのんちゃんの「将来の夢・目標」について聞かせてください。

稲村:卒論で、「チロリアンテープ」の事業計画書を書いてるので、その販売をECサイトでしたいです。

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チロリアンテープは、服飾の装飾に使われる布のリボンです。主にアジアが中心ですが、世界中で作られています。これを日本で広めたいのと、チロリアンテープを使ったグッズを作りたいと考えています。

坂下:なぜチロリアンテープなんですか?

稲村:出会いは、エスニック(インド)系のお店で見たときに、「なんだこれは!」とすごい存在感があり、魅力に感じて、何かに使えないかと調べたんですよ。

そしたら柄も色々とあって、太いものから細いものまで。帽子につけたりと色々と用途はあるんですが、まだ日本では知られていないので、広めていきたいと思っています。自分の個性を表すことが出来るものだと思うんです。服など今は無地で、あまり個性が出ないものが多いと思うんですが、チロリアンテープがその人を表す手段になればと思います!

具体的には、ECサイトで名札ケースを販売することを考えています。

坂下:名札ケースって自分好みのものを買う人も多いから、個性を表すっていう意味ではいいかもね。


BBTを検討している人に向けてメッセージ

稲村:自分の可能性を広げられる大学だと思っていて、オンラインだからこそ自分で動かなきゃいけない場面が多くて。人に会いに行くだったり、行動に移すだったり、自分からアクションを起こすことが増えるんですよね。だからこそ、色々な人と繋がれたり、主体的に動く力がつくというか。自分の可能性を広げたいんだったら、BBTをお勧めしますね。私は自分の考え方も変わりました。
あとはBBTでの学びが、私の人生における基盤となりましたね。「これをしたい。じゃあこうやって考え・動こう」という考え方の引き出しが増えました。

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