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損した!と思う買い物をしないために

損をしてしまう買い物は、2つの要因に大別できるという結論に行きついた。

①その分野に関する知識がない(情報弱者)

②選ぶ時間をかけたくない、かけられない状況にある


この両方を活用したビジネスがTV通販番組だ

テレビを主情報源とする視聴者(主に高齢者)に対し、
「今から30分以内であればー」などという文句で考える時間を奪うのである。

他にも例えば、

<高齢者への詐欺犯罪>
1人暮らしの高齢者を狙い、緊急でお金が必要になったと嘯いたり、家に上がり込んで直接話すことで、他者と相談できる機会を奪う

<水道のマグネットの会社>
水道の故障は、まさしく一般人になじみが無く、緊急を要することの代表格と言えて、「軽くパニックになった、何も知らない人」の頭にあのマグネットが浮かんだら、奴らの勝ちなのだ。


これを読んでくださる方々は、もちろんこんなものには引っかからないわけだが、上の要素が絡んで失敗された経験は実はあるかもしれない。

僕の例を1つ取っても、様々な要素が絡んでいるので、見ていこう。


アウトレットでサンダルが残り1足で買ってしまった

これの何が損だったかと言うと、
購入後に楽天で同じサンダルが2000円も安く売られているのを発見したことだった。

実際には、クレカのポイント還元キャンペーンによって、あまり赤字にならなかったが。(以下の記事ー7,8月)

いずれにしても、もっと安く買えたのは事実だ。
これを失敗と捉えるなら、その要素はなんだったのか。


大きな二つの原因は

①アウトレットよりネットショッピングの方が安いとは思っていなかった

父親が待つのが大嫌いでせっかちな人間

で、プラスαとして、
アウトレットで本当にあと1足しか無かったことだ。


大前提として、僕はものを増やしたくないので入念に調べてから買うタイプで、1人で買い物に来ていたらその場では買わなかったかもしれない。
なぜそこで買ってしまったか。

①ネットショッピングが、公式オンラインストアよりも、アウトレットよりも、セレクトショップのセールよりも、安い場合があるのを知らなかった
こればかりは失敗から学ぼう、皆さんは僕の失敗から学んでほしい。

また、靴に関してはその場で買うのが定石だと勝手に思っていたが、ショップをショーケース的に使ってオンラインで買った方が良い買い物ができるかもしれない。
(ショップに対して良くない形ではあると思うので、おすすめはしないが、
 極端に安くなる場合はやってみてもいいかもしれない。)


②これが最大要因。待つのが病的に嫌いな父親の性格のせい。
サンダルの適切なサイズ感などはその場で調べたが、値段を調べている時間がなかったのも事実。自分一人でまた買いに来るのも面倒な場所だった。

つまり、次のチャンスがあるか分からないその場で決断を迫られるという要素がある。

これが当てはまる例を考えたら、真っ先に小さな子どもを連れたママさんが浮かんだ。そもそも自分の物を買いに行く時間すら無いだろうが、買いに行っても子どもがぐずったら、思い切って買うか秒で諦めるかの2択だろう。大変すぎる。
引っ越し前後もそうで、前もって準備していなければ、すべての決断に時間をかけられず、後悔をする選択をしてしまう可能性が上がる。

旅行先なら買って後悔しないものは購入するべきだと思うけれど、
そうでもなければ、考える時間を持とう。


最後に、あと1足しか無かった件だが、
ハンドメイド製品でもない限り、大体のものはネットで手に入ることを忘れずにいよう。
当たり前やん、って話かもしれないが、店頭で実物を見て迷っているときは
案外頭にそれが浮かばない
。少なくとも僕はそうだ。

ネットで調べてみれば、
店頭に置いていない他のカラバリがあったり、ほぼ未使用の中古品が安く売っていたり、上位互換みたいな製品が見つかったりする。



これらから僕が弾き出した結論は、





欲しいものを見つけた日に買わない。





「しばらく経っても欲しいと思うものは買うべき」などとよく聞くが、
僕にとってはそれよりも
「どこから買うべきか」「何で支払うべきか」「同じような安い製品があるか」等を考える時間を設けることが必要だと思う。

・購入するプラットフォームによって値段が違う
・支払い方による還元率の違いやクーポンの有無
・違う店やECサイトに同じような、もしくはより良い製品があるか
などなど。


イオンで一度実践してみた。

1回目に一人で、2回目に弟と行って、
弟の誕プレと自分のバケットハットを購入した。

1回目は手ぶらで帰って、すこし微妙な気持ちだったが、
それでも2回目に買って良かったと思えたので、理由を紹介する。

1回目で新しくできた店を見つけていたので、弟に誕プレを提案できた。
 また、弟と一緒に行って本当に彼が欲しいものを買えた

・ハットを被った写真を撮って、買う前に恋人の意見を聞くことができた

・ハットは、ほかの店も見てサイズ感や値段、通気口も含めたデザインを比べたうえで、あれにしようと思えた(満足感)

・2回目の前にメルペイのクーポンを見つけた。支払い方法は1回目に確認していたので、無事クーポンを使うことが出来て200P返ってきた

・同様に、LINEの友達追加でもらえるクーポンも発見していたので、160円ほど浮いたし、楽天カードで払ったので30P返ってくる


この日の買い物は結局500円ちょっと浮いたことになって、かなり満足度の高い買い物ができた。
たとえ小さなお金でも大事にできるようになったのは、投資を始めた影響も大きい。(そもそも500円は僕には小さくないが笑)


この買い物の仕方は、僕が学生で時間があるから出来るだけかもしれないけれど、皆さんの参考になる部分はあるんじゃなかろうか。
大きな買い物であればあるほど、浮かせられるお金も大きいので、
皆さんも吟味や相談する時間を設けることを心掛けてほしい。

少し先まで楽しみを取っておくと毎日がワクワクするからおすすめしたい。



買いたいと思ったときには買わない

一度置いて、また行ったときに買えれば買う


生活必需品でなければ、このくらいでゆったり行ってもいいんじゃない?
今より安く買えるかも?もっと良いものに出会えるかも?

と、一瞬踏みとどまってみて、考えてみてほしい。

僕の意見だが、後悔する買い物ほど虚しいものはない。

みなさんにも「損した!」と思うような、後悔を伴う買い物はしてほしくない。


愛でられるような、所有感を満たしてくれるようなモノを買って

家を好きで満たそう。

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