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休職の要因分析



リワークの課題で、休職するに至った要因を分析するというものがありました。辛かったことや、苦しかったことを思い出すのはなかなか精神を削られますが、この要因分析ができないと再休職に陥ることも考えられます。身を削る思いでしたが、振り返ってみるとだいぶ客観的に振り返ることができたと思います。

→大学院に行き、「こういう実践をしたい」という思いが強くなる
→「よりよい授業がしたい」という思いから、帰宅後・休日も仕事をよくしていた
→点数を取ることが優先されている現場、学力観や授業観の違いを感じる
→理想と現実の違いを感じ始める
→テストで子どもたちの点数が思ったよりも低い
→クラスで問題行動が出てくる
→クラスでの問題は基本担任が頑張って解決するという雰囲気
→若手が多く、主任も早く帰るため、相談相手が少ない
→対応して当たり前という雰囲気
→「疲れた」「早く帰りたい」「きつい」という言葉が朝から出てくる
→近くのコンビニ、職場に着いてからは職員室・職員トイレでギリギリまで時間をつぶす
→「主体的・対話的で深い学び」とはほど職員が行う授業
→仕事のことで職員と言い合いになる
→体調が優れず、早退をし始める
→不眠、朝から気分の落ち込みがひどく職場に行くことができなくなった
→休職

また、面談もしていただき、これからの自分の課題が見えてきました。「余白」と「ペース」です。

授業を考える上で余白が大切になります。あれもこれもと欲張っては、授業のねらいがずれてしまったり、時間内に終わらなかったりすることにつながります。

自分が思考するにしても、頭の中に余白がないと良いアイデアは浮かんできません。

では、仕事とはどうでしょう?皆さんの仕事に余白はありますか?学校現場はマルチタスクのオンパレードで、イレギュラーなことが度々起こります。休職する前の私に余白はありませんでした。もし、あの時の私の働き方に余白があったら…
もしかすると、休職するまでには至らなかったのかもしれません。復職にあたって、どうやって余白を生み出すか、もう少し考えてみようと思います。

もう一つはペースです。マラソンに例えると分かりやすいですね。自分の体力を見誤り序盤からハイペースになると、途中でバテたり、最悪の場合リタイアしたりすることにつながります。自分が復帰訓練に参加している場面を想像すると、ハイペースで働いている姿が容易に浮かんできました。前と同じように働くのではなく、新しい自分の働き方でゆとりを持って働きたいものです。

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