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6曲目 NEW PROJECT

先日、うちのバイトちゃんが卒業するってことで、卒業旅行がてら徳島の上勝町にお邪魔してきた。最近、生ゴミをリサイクルしてゴミを減らす堆肥作りを中山下テラスではスタートしている。

中山下テラスで出た生ゴミを出来る限りコンポストして堆肥にして、その堆肥を土に混ぜて発酵させる。本格的だと3日間で80℃が理想的らしいですが、家庭堆肥作りだと60-65℃出せれば優秀だそう。それで屋上菜園までが第一目標。始めて1ヶ月ちょっとで最高70℃まではなかなか優秀なのでないか。良質な堆肥作りはとても豊か。

最終ゴールは、家庭でも出来る堆肥作りキットを一般家庭に販売したい。

品種はまだ決めてませんが、野菜やハーブを作り、店で出したい。さらに、ブランド化出来ればリパッケージして直売所などにも出せれたら面白そうよね。そんな循環するようなサイクルが今の自分のメンタル的にフィットする。前から言ってた山が欲しいに繋がってくるから、その答えはもう少し先。

予想外にウチの大学生バイト二人が楽しんでくれてる事から、せっかく旅行行くなら学べる機会も増やしたい。そう思い、旅の行き先は、以前から行きたかった徳島は上勝町に決めました。

この街は、限界集落地。人口は1500名弱の町で高齢者が大半。徳島市内から向かうも、本当にこんなところにこんな場所あるの?

そう思ったのも束の間。街中から山間を走ること1時間、カーブを駆け上がると突然異様な雰囲気のロッジ風の小屋が急に現れた。ホテルと言っても豪華なホテルなイメージでは、街に溶けこんだ素敵なロッジ風な建物。

上勝町は、2003年に自治体として日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行ない、ごみ収集をせずに生ごみなどは各家庭で堆肥化、瓶や缶は住民が「ごみステーション」に持ち寄って分別しリサイクルしている。

その数なんと45分別。この数字がいかに驚異的かは、ネットを調べてみるとわかるので調べてみて。ウチは分別しても生ゴミ、缶、ペットボトルキャップ、燃えるゴミ、燃えないゴミレベル。それを1997年辺りから、町民全体がやってるって、もはや奇跡。

ざっくりまとめるとこんな感じ。

徳島市内から、車で約1 時間。
大部分が標高700m 以上の山地に覆われ、
急な斜面に棚田や段々畑の風景を残す
徳島県上勝町人口約1500 人徳島県上勝町。
2003 年に自治体として日本で初めての
『ゼロ・ウェイスト(Zero=0、Waste=廃棄物)宣言』を行いました。
上勝町のごみをゼロにする=ごみをどう処理するかではなく、ごみ自体を出さない社会を目指し、上勝町ではごみ収集を行わず、生ごみなどはコンポストを利用し、各家庭で堆肥化。

まさに理想。

瓶や缶などのさまざまな「資源」を住民各自が
『ごみステーション』に持ち寄って45 種類以上に分別、『ゼロ・ウェイスト宣言』から17 年経過した現在、リサイクル率80%を超えています。

「上勝町ゼロ・ウェイストセンター(WHY)」は、リサイクルごみ集積場の「ごみステーション」、「くるくるショップ」、「ゼロ・ウェイストアクションホテル」、「セミナールーム」、「ラボ」からなる環境型複合施設。

住民配慮の環境整備に加え、ゼロ・ウェイストの取り組みを学び、体験できる環境教育施設として活用してる。

施設の1つであるゼロ・ウェイストアクションホテル「HOTEL WHY」では、上勝町の豊かな自然を感じつつ環境について学び考える機会を提供してる。

またアドベンチャー&エコロジーツーリズムのインフォメーションデスクを設置し、上勝の自然を体験するフィールドアクティビティー(フライフィッシング、レイクカヤック、リバーピクニック、トレイルランニング、サバイバルゲームなど)やエコライフ体験などのプログラムを案内してる。

実際行ってみると、目の前に少しくすんだエメラルドグリーン色の湖があり、そこで春先よりこうした活動が行われるんだって。シーズン中に一度泊まってみたい。

客室は全4室で、1部屋あたり2名~4名利用できるそうで、宿泊料金は1泊朝食付き1万2000円~。詳しくはLINKより。

着いて、間もなく施設をぐるぐると回ってみた。まずは木の組み方や材木選びにも拘っていました。

細かい事は僕のレポートより、ここを見てくれる方が詳しく書いてるので見て欲しい。

そして堆肥環境を見せてもらったり、館内を案内してもらい、一息つけるために、喫煙所で煙草吸ってると、眼鏡をかけたひょろっとした失礼ながら、大学生かな?って思う容姿の男性が現れ一緒にタバコを吸っていた。すると、話しかけてくれてどこから来たんですか?と。話してみると、この場所の共同代表の方でした。しかも、滅多に今は上勝町にはいないみたいで偶然だったみたいで、やっぱりは自分は持ってるなーと勝手にw

そこからは聞きたかった疑問を質問しまくってしまった。なぜここだったのか。なぜゴミステーションにホテルなのか?なぜクラフトビールをこんな場所から発信したのか。調べれば調べるほど気になっていた疑問を全て嫌な顔ひとつせずむしろ積極的に答えてくれた。

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