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ながい付き合いでも

12月23日「自分が大好きってこと!?」は読んだ人が闇に陥るのではないかと、スマフォで打っている時からいろいろ迷いがあった。もっと他の視点から思い浮かんだ話を深めて記事にした方がいいかなとも考えた。

この話、簡単にいうと「傷ついた過去の私が、私を救って!と今の私に救いを求めている。傷つけられた過去が忘れられないのは、自己愛が強いからだ」というような主旨。

不安はあったが、投稿後に共感のコメントを頂いたり、共感はできなくても何かしら思いが届いたのか多くの方にスキを頂いた。

心配した「闇」についても、読んでくれた友人りえちゃん(仮名)に「そこまでではなかった」といわれ少し安心した。せっかくなので、そのままライン通話で感想を聞いてみる。友人とは10代からのながい付き合いだ。

すると「前半はわからなくもない。共感できる部分もあるが、後半は違う」という。「過去の私は救えない」というのがりえちゃんの考え。

後日「感想を記事にしたい」とラインすると、感想を送ってくれた。それを私の解釈で書くと以下のようになる。

人それぞれの考えは否定しないし、正しいも間違いもない。でも後半は私の考えとは違う。
例えば過去の自分に会えたとする。大人になった自分が持つ知識で多少は助けられるかもしれない。 一方で大人になっても自分の中身は変わっていないから助けられない、とも思う。
いくら考えても過去と他人は変えられない。過去の自分は救えない。それなら考えるのはやめて、未来の楽しいことを考える。

最初にライン通話で感想をくれた時、りえちゃんは「自分が好きなのはいいことだよ。自分が自分の一番の友だちになれる」と私にいってくれた。

「りえちゃんは自分のこと嫌いなの」私の質問に「嫌いではないかな」と答えてくれた。

「じゃあ好き?」

続けて聞けば良かった。

どうして聞けなかったんだろう。

そして、りえちゃんがいう救えない過去ってなんだろう。

ながい付き合いでも聞けないこと、聞かないほうがいい事はたくさんある。



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