見出し画像

「出る杭を打たず、伸ばす」この社風がバイヤーとして引き上げてくれた




EDIFICE バイヤー RINTAROさん
 
フランクな人柄で仲間からも「りんちゃん」と呼ばれ親しまれているRINTAROさん。2016年に新卒で入社し、「JOURNAL STANDARD」の FAからキャリアをスタートしました。ブランド内で異動をしながらFAとしてキャリアを重ね、7年目から「EDIFICE」のバイヤーに。
 
10代の頃から夢だったバイヤーとして邁進するRINTAROさんですが、ここに至るまでどんな努力を積み重ねてきたのでしょうか。また、ファッションを生業としているRINTAROさんが大事にしいていることとは? ヘリンボーンのジャケットに軽めのプリントドットタイ、そしてリーバイスのデニムという、ドレスカジュアルでインタビューに答えてくれました。 
 

JOURNAL STANDARDのFAから、EDIFICEのバイヤーに 


 
__今働いているEDIFICEとはどんなブランドですか?
 
基本フレンチカジュアルをベースに、世界中のさまざまなブランドからアイテムを集めて展開しているブランドです。フレンチカジュアルというのは、さまざまな枠組みを取り払った、自由を楽しむファッション。ざっくり言うと「着崩しているのに、どこか品があるスタイル」というのが私たちの目指している正解です。
 
__ アメリカンカジュアルからフレンチシックという、世界観を超えた異動に違和感はなかったですか?
 
違和感や不安はなく「いろいろ勉強できる」とポジティブに捉えていました。僕自身、ベースにはアメリカンヴィンテージやカジュアルスタイルがありますが、それ以外も自由に取り入れて楽しんでいたので、自分のスタイルが広がるきっかけになると思いました。カジュアル畑にいると「ドレスの着崩し」みたいな発想はなかったので、制限されたルールの中でいかに自分を出していくか、みたいな楽しさは新しい発見でした
 
__そんなRINTAROさんのファッションのこだわりは?
 
入社してから、一度も同じスタイリングを組んでいないことです。常に新しい自分を引き出していきたいし、常に洋服にまつわることを追求していきたいので、そこはずっと曲げずに課しています。その上で、その日の気分やトレンドなども取り入れていますね。
 
2日ある休みのうち必ず1日は服を見に店や街を歩いて、生きた情報を入れに行っていますが、そうやって勉強したり、服を買ったりすることで試したくなるじゃないですか。もちろん失敗もします。「今日全然いけてないじゃん!」って(苦笑)。でも試したから失敗したことがわかるし、試さないとわからない。そういう意味でも、「同じ合わせはしない」ということを自分の中で決めていました。
 

一人のお客さまに伝えるFAでの経験があってこそ


 
__6年間経験したFAという仕事は大切でしたか?
 
お店でお客さまと接している時、1対1の対話の中でどれだけわかりやすく、商品をよりよく伝えるかが一番大事ですが、それを拡大解釈することがバイヤーとしての仕事です。1対不定数のお客さまに対して、どうしたら良く思ってもらえるだろう、どう伝えたら欲しいなと思ってもらえるだろう。それは服をつくる時も、仕入れる時も発信する時も、FAでの経験がすべて生きているなと思います。
 
__FAとしてはどんな努力を続けてきましたか?
 
当たり前のことですがインスタでの発信を強め、顧客をつくることやお客さまとの接点は大事にしていました。今でもなるべくお店に立つようにしていますが、その時もお客さんが来て下さるので、お店で話せてよかった、この仕事を続けてきてよかったって思える瞬間です。
 

やりたいことを伝え続け行動して、バイヤーとしての道を切り開く


__バイヤーになったきっかけを教えてください。
 
去年の暮れに副社長から「EDIFICEでバイヤーやってみないか」と連絡をいただきました。これまで自分がいいと思うことや、やっていきたいことをいろんな人に主張し、行動に移してきたので、それが伝わったのかなと。
 
__自分発信で具体的にどんな行動をしてきましたか?
 
まず新卒5年目の時に、個人的に気になっていた日本のデザイナーで、まだ大手での取り扱いがないブランドがあったので、当時のディレクターに提案しました。まずは渋谷のお店でポップアップをすることになり、撮影・販促・レイアウト・販売も自分で手掛けました。結果セールスも残せ、3シーズン継続させてもらえた、という仕事がひとつあります。その後、「これができたならもっと大きいことをやってみよう」と思い、これまで頭のなかで組み立てていたことを形にして、社内の新規事業制度にエントリーしました。最近の最も大きな動きとしては、この「Startup camp※」で提案したことですね。
 
※Startup Camp…新たな事業へ挑戦するパートナー(アルバイトも新入社員もチャレンジ可)の育成・支援、また挑戦し続ける企業風土を醸成のための独自の社内制度。エントリーのあったビジネスプランの中から、書類審査・面接を経て最終出場者に選ばれたパートナーは、半年間の研修を通じてビジネスアイデアの実現に向けた準備を行い最終プレゼンテーションに臨む。実現に向けたサポート制度があるのが大きな特徴。
 
__エントリーした案は、結果どうなりましたか_
 
採用していただきましたが、まだまだ勉強が必要なので「1回海外を見ておいで」と、社長の付き添いとして2週間ほど海外出張に同行させてもらいました。これからバイヤーとしての経験を積み、バイイングや数字の組み立て方なども学んだ先には、自分のやりたいことが実現される可能性はあるかな、と思います。
 

「出る杭は打たずに、伸ばしていく」ベイクルーズという会社


__バイヤーという夢は実現していますが、次の夢は?
 
短期的な夢として「お店の人たちの洗脳」があります。経営理念にも「すべてにおいて“人”ありき」とありますが、商品がどれだけ良くても、人が伝えなければ伝わらないし、その人がどういう人なのかも知ってもらいたい。そんな連鎖だと思うので「あの人が言うなら間違いない」という状態をたくさん作りたいです。
 
__RINTAROさんは将来、どんな人になりたいですか?
 
僕、大学生の時から仲良い友達とずっと言っているのが「RIP SLYMEみたいになりたいよな」って言っていて。やりたいことやって、かっこつけて、モテて、お金稼いで、好き勝手遊んで…欲の全部を満たしている。やっぱモテたいですし、美味しいもの食べたいし、稼ぎたいってずっと思っています。遊んでる人がかっこいいなと思うし、その表現が僕は洋服だったっていうだけで、バンドでも何でもいいんですけど、仕事以外のことでも何か全力で楽しめる人はかっこいいなと思います。
 
__最後に、ベイクルーズに興味を持ってくれている学生さんたちにメッセージを!
 
僕が入社式で聞いた言葉で印象的だったのが「出る杭を打たずに、伸ばしていく」という会社の姿勢を表現した言葉でした。僕自身、おそらく出る杭だったと思うんです。でも、自分の主張ややりたいことを伝えていくことは、すごく大事なことだし、その先にやりたいことを叶えたり、その環境を整えたりすることができるので。そして、まず聞いてもらえるのが、ベイクルーズのすごくいいところかなと思っています。一緒に働けるのを楽しみにしています!
 


▼BAYCREWS RECRUIT


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?