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【「嗜む」のすすめ】畔青む季節に焦がれ本を嗜む


iamxicoさん撮影

私達が密かに大切にしているものたち。

確かにあるのに。

指差すことができない。

それらは、目に見えるものばかりではなくて。

それらを、ひとつずつ読み解き。

それらを、丁寧に表わしていく。

そうして出来た言葉の集積を嗜む。



楽しむと嗜む。

人は、楽しむ以外に嗜んでいたりするものがある。

お酒は嗜むもの。

「新訂 日本酒の基」日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(著)

お酒を通じて、人生そのものを味わってみる。

日本には、四季折々の自然を愛でて、お酒を飲む、という伝統がある。

桜の下での“花見酒”。

中秋の名月を仰いでの“月見酒”。

色づく山々を楽しみながらの“紅葉酒”。

しんしんと降る雪を眺めての“雪見酒”。

などなど。

お酒は、私たちの人生を、豊かで、味わい深いものにしてくれる存在だといえる。

ショパンを嗜む。

「ショパンを嗜む」平野啓一郎(著)

ショパンをより深く知ることで、人生そのものを味わってみる。

ショパンのバラード第4番を聴き。

ショパン:バラード第4番 へ短調 Op.52

ショパンの作品59の三つのマズルカを聴きながら♪

Chopin: Mazurkas Op. 59, Argerich (1967)

【参考記事】

ショパンの故国ポーランドに来て驚いたこと。

この国の人々は、よく本を読むということである。

このように、よく本を読む人々に囲まれながら。

町のあちこちに、本屋さんがたくさんある国にいると、読みたくなる。

本屋さんに立ち寄って、

ワルシャワの街を歩けばよく出合う本屋さん

色んなモノの名前が載っている絵本を買ってみたけども。

しかし、残念ながら、ポーランド語のレベルがA1(初心者)未満だから。

それは叶わない^^;



令和元年度文化財特別展「江戸の人びと、本をたしなむ」

本も、人びとの生活を豊かにしてきた。

それは、今も昔も変わりなく、時を遡って江戸時代。

印刷・出版技術の発展により、庶民の間にも浸透したとされる読書文化。

その当時の人びとは、どのように本を手に取り、嗜んでいたのだろうか。



読書を嗜む猫に負けないように。



今日は、どれを読もうかなんて。

好きなことに没入し。

自分と向き合う時間に浸る「ヒタ活」(^^)

今宵、嗜む本のお品書きは・・・

【畔青む本のお品書き】

「「水」図録 特装版」千住博&チームラボ コラボレーション展

千住 博 & チームラボ コラボレーション展「水」

「+1cm(プラスイッセンチ)たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える」キム ウンジュ(著)ヤン ヒョンジョン (イラスト)簗田順子(訳)

「Akine Coco 写真作品集 アニメのワンシーンのように。 」Akine Coco(著)

「Arts and Media volume 10」大阪大学大学院文学研究科文化動態論専攻アート・メディア論研究室(編)

「Close Your Ears / 耳をとじて」杉本さなえ(著)

「Michi」junaida(著)

「Pixiv archive 2007-2017」

【内容チラ見せあり】pixiv10年と日本製本技術の究極の融合──632ページ、厚さ4cm、3kgの『pixiv archive 2007-2017』の装丁に迫る

「This Is New York (This is . . .)」Miroslav Sasek(著)

「あおのじかん」イザベル・シムレール(著, イラスト)石津ちひろ(訳)

「オセアノ号、海へ!」アヌック ボワロベール/ルイ リゴー(著)松田素子(訳)

「かたちのなまえ」野瀬奈津子(著)

「キツネと星」コラリー・ビックフォード=スミス(著)スミス幸子(訳)

「くらすたのしみ」甲斐みのり(著)

「くるみ割り人形」E.T.A.ホフマン(著)サンナ アンヌッカ (イラスト)小宮由(訳)

「すてきなあなたに」大橋鎭子(編)

「ソパさえあれば」岡田カーヤ(著)

「たべるたのしみ」甲斐みのり(著)

「ちのかたち 建築的思考のプロトタイプとその応用」藤村龍至(著)

「デザインのアトリエ 活版印刷」ギャビー・バザン(著)みつじまちこ(訳)

「デザインのアトリエ 石版印刷」ギャビー・バザン(著)みつじまちこ(訳)

「てんじつき さわるえほん テルミのめいろ」田中喜代司(著)

「まあたらしい一日」いしいしんじ(著)tupera tupera(イラスト)

「マドモアゼル・シック すてきな女の子になるレッスン」ジェニファー・L・スコット(著)たんじあきこ(イラスト)神崎朗子(訳)

「モトムラタツヒコの読書の絵日記」モトムラタツヒコ(著)

「モミの木」ハンス・クリスチャン アンデルセン(著)サンナ アンヌッカ (イラスト)小宮由(訳)

「リバース」湊かなえ(著)

「ルー、山へ行く」アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー(著)うちだ さやこ(訳)

「阿呆の鳥飼」(中公文庫)内田百閒(著)

「愛なき世界」三浦しをん(著)

「伊丹十三選集 第一巻 日本人よ!」伊丹十三(著)松家仁之/中村好文/池内万平(編)

「音街レコード A面」(青騎士コミックス)毛塚了一郎(著)

「音街レコード B面」(青騎士コミックス)毛塚了一郎(著)

「海とそらがであうばしょ」テリー・ファン/エリック・ファン(著)増子久美(訳)

「滑稽図案 Collection of Humorous Designs - Kokkei Zuan ー神坂雪佳木版画ー」神坂雪佳(著)

「関西弁事典」真田信治(監修)中垣デザイン事務所(装丁・組版)

「月の番人」トム・ゴールド(著)古屋美登里(訳)

「今夜 凶暴だから わたし」高橋久美子(著)

「山梨ワイン探索〜23組の生産者を訪ねて〜」森覚(著)

「水温集」弐拾dB(ニジュウデシベル)

「聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き」日本聖書協会 (著, 監修, 編集, 翻訳)

「雪の女王」ハンス・クリスチャン アンデルセン(著)サンナ アンヌッカ (イラスト)小宮由(訳)

「樽とタタン」(新潮文庫)中島京子(著)

「天文学と印刷 新たな世界像を求めて 図録」

「特別展 縄文 1万年の美の鼓動 [図録]」東京国立博物館/NHK (著)/NHKプロモーション/朝日新聞社(著)

「猫のミーラ」井上奈奈(著)

「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」石井好子(著)花森安治(イラスト)

「編集手本 (おてほん) 」松岡正剛(著)

「未明02」(ポエジィとアートを連絡する叢書)谷川俊太郎 他(著)未明編集室(編)

「柚木沙弥郎のことば」柚木沙弥郎/熱田千鶴(著)木寺紀雄(写真)

「浴槽というモノリス」牧ヒデアキ(写真)

「来世の記憶」藤野可織(著)

「蜷川実花写真集 trans-kyoto」蜷川実花(著)

【参考図書】
「〈美しい本〉の文化誌 装幀百十年の系譜」臼田捷治(著)

「画家のブックデザイン 装丁と装画からみる日本の本づくりのルーツ」小林真理(著)

「世界の美しい本」(Pie × Hiroshi Unno Art)海野弘(監修)

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