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【「嗜む」のすすめ】幻秘色に焦がれ本を嗜む


浅岡省一さん撮影

私達が密かに大切にしているものたち。

確かにあるのに。

指差すことができない。

それらは、目に見えるものばかりではなくて。

それらを、ひとつずつ読み解き。

それらを、丁寧に表わしていく。

そうして出来た言葉の集積を嗜む。



古性のちさん創作の青の名前

【おしゃべりタイム①とりあえず( ͜☕ ・ω・) ͜☕コーヒーどうぞ🎵】
日常を支配可能ならしめるもの。

それは感情を濾過する思考なのかもしれない。

ただ。

毎日の喧騒の中から。

退避することの出来る場所。

それは。

非現実的な世界だけではなくて。

例えば。

そうだなあ。

案外。

ちょっと横に?

前か?

後ろかな?

いやいや。

前後左右斜めの任意の方向!

どっかにズレてみるとか。

ちょっと無機質な感情が心地よかったりする(^^)



【おしゃべりタイム②お茶どうぞ〜(´ 。•ω•。)っ🍵~㌧】
そんな幸せな時間って長くは続かなくて^^;

日々、現実(有機質な感情モード)に引き戻され・・・

思いっきり!

纏う色を変えて。

こんな感じで・・・

■仕事の際に気をつけているのは、同じことの繰り返しに逃げない、簡単な方へ逃げない、といったシンプルなこと。(頑固って言われることもあります(@@))

■ただ、今、純粋に自分がどうしたいか、どう表現したいか、ということを追求してみる。(我儘と言われることもあります(@@))

■何か、目的を持ち、目標を立てて進むのではなく、兎に角、質より量、自分にできることを、一歩でも、たとえ1ミリでもいいから実行してみて、後戻りなん気にしない気にしない。(能天気って思われることもあったりします(@@))



【スケッチ】人が身に纏う色
https://note.com/bax36410/n/n37d42d0412fd



描いた世界を、ただ、形にする。

以前、自由な形式で、自分の意見や感想や見聞などを述べた散文・随筆であるエッセイみたいなものを、

本の作り方を知るために、電子書籍で作成してみたことがあります(^^)

その時感じたこと。

しっかりと作られた本が、お客さまに届く。

そのイメージしたことが実現される、シンプルで簡潔な仕事が、喜びになる。

基本的に、多くのバトンが、しっかりと渡っていく、繊細なリレーが続いていく仕事なんだろうなと。

スケジュール通りにことが運び、出来上がった本がおさまる。

平たい言い方だけど、、その小さなリレーの成功の秘訣は、やはりコミュニケーションだと思う。

とにかく会話をする。

必要な人に、必要な情報を、気付くことは、徹底的に、全て伝える。

もちろん信頼して任せる部分もあると思うけど、気になることは、全て言う。

それは製作の進捗度合(動き)にも出てくることで、微細なヒントを数字から読み取り、具体的なフローの見直しや、課題のあぶり出しなどを行う。

慌ただしい1日の繰り返しなんだろうけど、気がつけば、目まぐるしいスケジュールを、イメージ通りにただ、進める。

そんな人達の手によって作られた本が、シンプルにしっかりと本というブランドを支えていくんだ、と思っているから、届いた、そんな本たちを、丁寧に、丁寧に、扱って上げたいよね(^^)



世の中には、「世界三大○○」と呼ばれるものが数多くあります。

この「世界三大○○」は、本の世界にも存在しています。

それが、「世界三大美書」と呼ばれる3つの本であり、その内訳は、以下の通りです。

(上)『チョーサー著作集』(ケルムスコット・プレス、1896年)

モリスの「ケルムスコット・プレス」は手引き印刷機で、7年間に53タイトル66巻を世に出しました。

有名な『チョーサー著作集』には、朱黒の2色刷にモリスの描いた14の縁飾りと題 扉、さらに挿絵には、ラファエル前派のバーン・ジョーンズの87個の作品が添えられています。

(中)『ダンテ著作集』(アシェンデン・プレス、1909年)

セント・ジョン・ホーンビイは、1895年に「アシェンデン・プレス」を創立し、54点の美書を創り出しました。

傑出しているのが『ダンテ著作集』で、他に『デカメロン』、『ドン・キホーテ』 全2巻があります。

(下)『欽定英訳聖書』(ダヴス・プレス、1903~05年)

コブデン・サンダーソンは、「ダヴス・プレス」を設立して、1903 ~ 1905年に『ダヴス聖書』と呼ばれる『欽定英訳聖書』全5巻を刊行しました。

これらはすべて、19世紀末から20世紀初頭にイギリスで生み出された本です。

当時のイギリスでは、理想の書物を自ら生み出そうとするプライヴェート・プレス運動が盛んとなっており、これらの本は、そんな時代に生まれた最高峰の本と位置付けられています。

「美しい書物」(大人の本棚 )栃折久美子(著)

「美しい書物の話―中世の彩飾写本からウィリアム・モリスまで」アラン・G. トマス(著)小野悦子(訳)

「書物史のために」宮下志朗(著)



ちょっと雑談(^^)

「自分的に死ぬまでにやりたいこと」の中に、

■世界三大○○を、色々やってみる。

■日本三大○○、色々やってみる。

って項目があるのだけれど、ほぼ未達成^^;



今日は、どれを読もうかなんて。

好きなことに没入し。

自分と向き合う時間に浸る「ヒタ活」(^^)

今宵、嗜む本のお品書きは・・・

【幻秘色な本のお品書き】

「《展覧会記念版》榲桲に目鼻のつく話」泉鏡花(著)中川学(イラスト)

「100年ドラえもん 50周年メモリアルエディション『ドラえもん』全45巻・豪華愛蔵版セット」藤子・F・ 不二雄(著)

「BUNDLED AA」藤田紗衣(著)

「COMPOST VOL.1」芸術資源研究センター紀要

「forward」今城純(写真)

「NEUTRAL COLORS 1」加藤直徳(著)

「おばけのかわをむいたら」たなかひかる(著)


「おもいででいっぱいになったら」はしもと みお(著, イラスト)

「きみの行く道」ドクター・スース(著)伊藤比呂美(訳)

「くも漫。 」(トーチコミックス)中川学(著)

「グレッグのダメ日記」ジェフ・キニー(著)中井はるの(訳)


「コートールド美術館展魅惑の印象派 図録」

「ジャケ買いしてしまった!! ストリーミング時代に反逆する前代未聞のJAZZガイド」中野俊成(著)

「だいぶつさまのうんどうかい」苅田澄子(著)中川学(イラスト)

「たくさんのドア」アリスン・マギー(著)ユ・テウン(イラスト)なかがわ ちひろ(訳)

「つきのこうえん」竹下文子(著)島野雫(イラスト)

「ねことことり」たての ひろし(著)なかの真実(イラスト)

「ぱらぱらきせかえべんとう」野口真紀(著)

「ペルセポネー 回帰する植物の時間 1997-2019」林由紀子作品集

「まだ未来」多和田葉子(著)

「雨談集」泉鏡花(著)澁澤龍彦(編)山尾悠子(解説)

「煙突のある風景」須田一政(著)

「華麗なる「バレエ・リュス」と舞台芸術の世界-ロシア・バレエとモダン・アート-」海野弘(監修・解説)原条令子(デザイナー)

「怪物園」junaida (著)

「絵本 化鳥」泉鏡花(著)中川学(イラスト)

「楽しい雪の結晶観察図鑑」武田康男(著)

「銀燭集」泉鏡花(著)澁澤龍彦(編)山尾悠子(解説)

「空からふってきたおくりもの」テリー・ファン/エリック・ファン(著)よしい かずみ(訳)

「隙ある風景」(写真集)ケイタタ/日下慶太(写真)

「手中一滴」山本昌男(著)

「新柳集」泉鏡花(著)澁澤龍彦(編)山尾悠子(解説)

「川上不白茶会記集」川上宗雪(監修)谷晃(編)

「前衛誌[日本編]-未来派・ダダ・構成主義-」西野嘉章(著)

「抽斗のなかの海」朝吹真理子(著)

「特別展 きもの KIMONO 図録」

「夢はどうしてかなわないの?」大野正人(著)中川学(イラスト)

「木組 分解してみました」

「夜のあいだに」テリー・ファン&エリック・ファン(著)原田勝(訳)

「龍蜂集」泉鏡花(著)澁澤龍彦(編)山尾悠子(解説)

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