【謡いの歌】嗚於嗚於嗚於(おお、びっくりした)(令和版百人一首 恋の巻【他の部】参加作品)
歩行者bさんが、三首目(和歌)を詠い、
参加されていたので、「追跡者」の様に、
追跡時に聴いてい曲:藤川千愛「嗚呼嗚呼嗚呼」
三度、参加させて頂きますね(^^♪
大切な事なので言い換えると、
「嗚呼嗚呼嗚呼(ああ、いいですよ)」
100首越え、狙っちゃいましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
三羽烏さん、企画の運営、ご苦労様です。
それでは、宜しく、お願い致します。
■参加作品
「花びらを 模した君の手 ふうわりと 枸橘の花二花 包み込む」
■想いやエピソード
<想い>
参加作品は、以下の作品をモチーフにしています。
『シザーハンズ』予告編
「からたちの花」北原白秋作詞/山田耕筰作曲
「短く笑って、長く泣く。それが恋の習いだ。」エマニュエル・ガイベル
19世紀ドイツの詩人、作家。
合唱曲『流浪の民(ジプシーの生活)』の詩を書いた人物です。
当時のロマン派音楽を代表するドイツの作曲家ロベルト・シューマンがガイベルの詩を好み、その詩のために曲を作っていましたね。
シューマン「流浪の民」
<エピソード>
この企画に参加して、興味深く感じられたことなのですが、三羽烏さんが「令和版百人一首 恋の巻」を企画されて、
ご趣味が「古事記百景」であったこと。
そこには、例えば、以下の様な繋がりだったり、悠久の時を経て、出会うべくして出会った「何かのご縁」が働いていたのではないでしょうか(^^)
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」
(やくもたつ いづもやへがき つまごみに やへがきつくる そのやへがきを)
(須佐之男命『古事記』より)
「古事記」(岩波文庫)倉野憲司(校注)
「八雲立つ」は、八重の雲が湧き起こる意で、出雲をたたえる枕詞です。
「八重垣」は、幾重にもめぐらされた立派な垣。
「古事記」の最初に出てくる歌でもあり、のちの日本最古の勅撰和歌集として有名な「古今和歌集」には、
「古今和歌集」(岩波文庫)佐伯梅友(校注)
「仮名序」と「真名序」の二つの序文がある(「仮名序」は、紀貫之が、「真名序」は、紀淑望が書いたとされています。)のですが、「仮名序」には、以下の通り、この須佐之男命の歌から、歌の三十一文字が定まったと書かれています。
「この歌というものは、天地開闢の時から発生したものであった。
「八雲立つ」は、天の浮橋の下で夫婦の神となられたことを言った歌である。
地上においては、短歌は、須佐之男命より確立したものである。
神代には、歌の文字数も一定せず、素朴すぎて、読まれて言葉の真意が解り難かったらしい。
人の代となって、この須佐之男命からは、31文字の歌を詠んだのであった。」
(注:「仮名序」は仮名で書かれた序文、「真名序」は漢文で書かれた序文。)
この歌は、とてもシンプルで、しかも、繰り返しばかりですが、実は、歌の歌詞だったんですね(^^♪
昔と今とでは、和歌や短歌の目的や用途が違っているため、皆で唱和した「謡いの歌」というのは、万葉集の中にもみられます。
「令和百人一首」の「うた」達も、ぜひ一度は、口に出して謡いながら、味わってみてください(^^♪
<参考動画>
ukabis 和歌シリーズ #6 「海恋し」与謝野晶子(和歌吟詠:松葉水実)
■おまけ
「人生のひきがねを引け」
アクション・サスペンス映画「パリより愛をこめて」
監督:ピエール・モレル
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