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【大晦日カウントダウン記事(20:00)】【読書メモ】「無趣味のすすめ 拡大決定版」(幻冬舎文庫)村上龍(著)


趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もなく、心を震わせ、精神をエクスパンドするような、失望も歓喜も興奮もない。

『無趣味のすすめ』で村上龍さんが語っていたけど、真の達成感や充実感は、多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に、失意や絶望と隣り合わせに存在している。

つまり、それらは、私たちの「仕事」の中にしかない。

一理あると思います。

それだけの達成感や充実感を味わうため、引き換えに支払わなければならない、失意や絶望、大きな賭けを行ったと思っていた2021~2022年。

過ぎて迎えた2023年で色々と省みると、まだまだ足りていなかったのかと、思い知らされた事もありました。

そんな環境下、元気が、まだ、残っている私でも思います。

生きるって、そして生き続けるって、しんどいことだな、と( 一一)

でも、所ジョージさんも言っていたけど。

「人間は頭がいいから、明日のこととか、来年のことを考えちゃうでしょ。

そうじゃなくて、もうちょっとばかになって、今日のことしか考えられないと、幸せになりやすいのにね。」

目の前のことに集中して行動しなければ、いくら将来のことを考えても始まらないから、もう一歩、前へ進むために、余計なことを、あれこれ考えずに、まず目の前のことに集中してみる。

いま何をすれば、いいのか考えて、それを実行していきますかね。

今日一日、どんなことを考えて過ごすか、が突破口になるなって、そう感じた一日でした(^^)

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