『魅力的な人』の特徴。「お金、自己実現、貢献」をバランスできる人という話。
世の中には魅力的な人が沢山います。
これは才能であり、私がやったら大抵の人は嫌な顔をするでしょう。
今日は、魅力的な人とはどんな人なのかについてお話します。
1.私の知っている”超”魅力的な人
私の友人の中に、超魅力的な方がいます。
ここでは仮称 Aさんとしておきます。
Aさんとは、かれこれ20年以上のお付き合いで、楽しいことも辛いことも同じ時間を過ごした人です。
Aさんは、いつも何かを追いかけ、思いを熱く語り、夢を実現するために多くの人達や企業から応援されていました。
夢を実現したら、社会にどんな貢献ができるのか?
誰が喜ぶのか?誰と関わりたいのか?
マネタイズはできるのか?
自分は何をするのか?
など蕩々と、熱く語ります。
彼の話は、いつも展開が早すぎてついていけなくなるのですが、フカンすると不思議に全容が見えてきて、Aさんの話につい引き込まれてしまうのです。
2.お金を持っていれば魅力的な人になれるのか?
魅力的な人は、なぜそんなことができるのでしょうか?
Aさんがお金を稼ぐ気になったら、多額のお金を簡単に手に入れられたはずですが、彼の目指すところは「人が喜ぶことや、子供達が強く生きられるようにしたい」です
ですから、そのための活動に全て振り分けています。
私だったら、こんな大きなお金が目の前で動いていたら、お金に目がくらんでしまいますが。。。。苦笑
世の中には、この才能を持った人が悪用する人もいます。この場合は悲劇を生みますので、怖い側面もあります。
話は変わりますが、ダライラマは人の幸福について興味深い言葉を残しています。
金の為に健康を犠牲にし、身体を壊して金を使って病院に行く。。。
妄想して、金や仕事や人間関係に不安になり、今を楽しめない。。。
今ある当たり前のことが、ずっと続くと勘違いしている。。。。
なんともシニカルな示唆です。
こんなことしてたら魅力的な人にはなれる筈ありませんよね。
ノーベル賞受賞者のアンガスディートンとダニエル・カーネマンは、お金と幸福感について調査しました。
この調査では、人は年間所得が75万ドルを超えると、幸福感と所得の関係は以下のようになるそうです。
こうしてみると、お金はやはり幸福には重要な要素であり、魅力的な人の条件の1つであることには違いがありません。
しかし、反対に幸福感はお金では買えないということも示唆しています。
お金と幸福と健康。。。なんとも悩ましいものですね。
3.魅力的な人の幸福感とはなんだろう
ハーバード大学の卒業生268人を追跡調査して、幸福と感じる要素について調査し、以下の結論を導き出しました。
つまり、幸福感を得るためにはある程度のお金は必要だけど、それ以上に「温かい人間関係」がなければ幸福だと感じることができない。
この結果を見て、再びA氏のことを思い出しました。
A氏は大きなお金を生み出しても、それを夢の実現のため使い、実現するために様々な人達と温かい関係をつくっています。
(私から見ると引きづり倒してますが、、、笑い)
魅力的な人とは、「自己実現」、「社会・人への貢献」、「お金」をバランスしている人だということでしょうか?
皆さんは如何お考えでしょうか?
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