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そろそろ年末ムード漂い始める

時は12月中旬。なんとなく年末っぽい雰囲気が漂い始めた。

システム開発を20数年やっていると担当しているシステムやサービス、アサインされている案件によって年末の迎え方にいろいろなパターンがある。3つ紹介しよう。

今年の開発、今年のうちに

今年の汚れ、今年のうちに、のパターン。これは比較的多い。
年末にシステムの納品やサービスのローンチなどのリリースが無いプロジェクトに多い。

プロジェクトマネージャーなら余程のことがない限り、年末にリリースは計画しないようにする。顧客要望でどうしてもと年末にと言われることもあるが、なにかあった時はお客さんも年末年始返上でやれますか?というと大体年末は回避できる。みんな年末年始は穏やかに過ごしたいのだ。

開発現場的にも年末年始の長期休暇を挟むと1回頭と勢いがリセットされてしまい、正月空けに年末と同じスピード感で仕事ができないため、効率を考えると年内にできることは片付けてスッキリしておきたい。

長期間業務が止まるからリリースするなら年末年始だ

ここでいう「業務」というのは、システムやサービスを使っているお客様の業務という意味合い。

絶対止められない業務システムなどでたまにあるパターン。ゴールデンウィークなどもターゲットになりやすいが、BtoB系は年末年始確実に業務停止するものが多いので、ここを狙う。BtoCは年末年始休暇などあまり関係ないため、ここを避けて深夜帯などの利用者が少ない時間帯に行って年末年始はゆっくりする。

新規システムや新サービスのリリースというよりは、旧システムから新システムへの切り替えをやったり、大型アップデートを計画することがある。特にシステムの新旧切り替えはトラブルが発生することが多く、なにか失敗が起きても業務に影響が出ない年末年始は恰好のタイミングとなる。

年末年始休暇挟むから来年にしよう

最近ホワイトな現場が増えてきたのか、今年はそんな雰囲気のプロジェクトにいる。時は12月中旬、まるで新幹線が次の停車駅を前に少しずつ速度を落としていくように仕事の速度もゆったりとしてくる。

今から着手するとトラブった時に年内に片付かない可能性があるので、来年のリリースにしよう、そんな一昔前ではあり得ないような空気感が漂い始めていて、私の気持ちも少しずつ年末モードに切り替わっていく。

このゆったりと年末に向かう感じ、好きである。

例外:システム保守

システム保守案件担当のエンジニアは年末年始休暇はあまり関係ない。インフラやシステム運用チームは基本的に24時間365日誰かがシステムを監視しているため、交代制。年末年始休暇中も誰かが出勤してシステムを監視・メンテナンスしていることだろう。

そのような人たちがいてくれることでユーザーは24時間365日様々なサービスを利用できる。有り難いことである。


さて、今年は平和に終わりそうな雰囲気なので、年末年始のブログ執筆計画でも立てていくとしようか。

それではまた。

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