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 行動とは意思だ。

 「行動とは意思だ。意思とはその人の在り方だ。」この言葉はハミダシクリエイティブの鎌倉詩桜というヒロインのセリフだ。

 少しこの鎌倉詩桜というヒロインの説明をする。鎌倉詩桜は主人公の1歳年上の先輩で、元生徒会長だった人物だ。この詩桜先輩が生徒会長の座を放棄したことから物語は始まり、主人公はくじ引きで後釜に据えられることになる。
 本編序盤では、くじ引きで生徒会長になった主人公を観察し面白がるというなかなかすごいヒロインだ。公式サイトのキャラ紹介では、性根はねじれていると書かれている。
 ただ、この詩桜先輩は独善的ではあるものの、芯がしっかりとしている人物だ。自らが正しいと思う行動をし、それに関して悪びれない。自らに責任があると感じたらその責任をしっかりとる。しかし、本人が悪いと思っていなければ、いっさい何もしない。
 明確に行動の基準が存在し、それに従い成果をあげているというのがこの鎌倉詩桜という人物だ。
 

 このセリフを聞くたび、自分の行動には問題があると感じる。人間の行動とその感情は必ずしも一致しない。やらなきゃと思っていてもサボってしまう。悪いと思っていなくてもとりあえず謝ったりする。自分がとても矮小な人間に思えてしまう。

 私は、この行動と感情が一致していないことが多々ある。それはきっと、私の意思が弱いからだ。

 もちろん、行動と感情が完全に一致しているのもそれはそれでよくない。怒りに任せて暴れるのは人間としては落第だ。獣とさして変わらなくなる。大事なのは、行動と感情を天秤にかけたとき、行動を優先することだと思う。行動を優先するという選択をとれる人間が、強い意思をもった人間だと言えるだろう。

 やりたくないと思ったときこそ、行動に移す。これにより、少しは自分に自信が持てるようになるのではないか。自己肯定感が低くなっている時こそ、自分の行動は正しいと思えるような行動をする。自己肯定感を他人ではなく、自分自身で高めることができるようになりたい。

 ちなみに、この詩桜先輩はだいぶ困ったキャラだが、僕はとても好きです。もし興味があれば、ハミダシクリエイティブを是非プレイしてみてください。PCでも任天堂switchでもプレイできます。

 


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