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自由な考え、表現を楽しむ(ミライクラフト一級建築士事務所)
この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
建築設計事務所主催の空間づくりや建築にちなんだワークショップ第5弾。直島を舞台に、1泊2日のプログラムを実施。1日目は新しい家プロジェクトを考えグループで提案するワーク、2日目は夜の直島を楽しめる施設を考えるワークショップを行った。
■開催日時
2023年4月2日(日)~3日(月)
■参加者
1日目:小学生8名+中学生1名+大人7名
2日目:小学生6名+中学生1名+大人5名
■対象
小学生~中学生、保護者
■問い合わせ日
2022年12月14日
■認知経路
リピート利用
![](https://assets.st-note.com/img/1704357370342-Af0Tm46Esj.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704357473566-WVkoslAYm3.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1704357542581-JeF8xLAIpy.jpg?width=800)
スケジュール(子ども)
■1日目
11:00 宮浦港着
11:30 本村散策(班別行動)、昼食
14:00 グループワーク(新しい家プロジェクトを提案しよう!)
15:00 発表会、自由時間
16:00 宿泊先へ移動(日帰り参加の方は離島)
18:00 夜のベネッセハウス ミュージアム(自由鑑賞)
■2日目
10:00 ベネッセハウス ミュージアム(自由鑑賞)
11:30 ワークショップ(夜の直島を楽しめる施設をつくろう!)
12:15 発表会
12:45 昼食、自由時間
14:20 離島
スケジュール(保護者)
■1日目
11:00 宮浦港着
11:30 家プロジェクト(ガイドツアー)、昼食、自由時間
15:00 発表会、自由時間
16:00 宿泊先へ移動(日帰り参加の方は離島)
18:00 夜のベネッセハウス ミュージアム(ガイドツアー)
■2日目
10:00 ヴァレーギャラリー、李禹煥美術館 屋外作品
杉本博司ギャラリー 時の回廊(ガイドツアー)
12:15 発表会
12:45 昼食、自由時間
14:20 離島
特徴
![](https://assets.st-note.com/img/1705283098508-mMpSbFjw2A.png?width=800)
プログラムの特徴
・親子別のプログラム。1日目のみの日帰り参加もできるようにした。
・1日目は直島小学校の4~6年生に告知し、参加者を募集。家プロジェクトの鑑賞やその後のワークショップで交流しながら共同制作の機会を設けた。
・宿泊組は1日目に夜、2日目に朝のベネッセハウス ミュージアムの鑑賞を入れ、時間帯による作品や建築の見え方の変化を感じていただけるようにした。
参加した子どもたちの感想
・バナナランド(新しい家プロジェクトの提案内容)を作るのがみんなでアイディアを出し合って協力して作るのがとっても楽しかった。また直島に来たいです。
・貝殻を集めたり、パオに泊まったことが楽しかった。南寺は暗くてびっくりした。
・家プロジェクトにお友達と行けたことと、高松の子とお昼を食べたことが楽しかった。考えるワークはアイディアを出すのが面白かったけど、時間が短かったからもう少し時間があったらいっぱい説明が書けた。(直島小児童)
参加した保護者の感想
・やっぱりガイドさん最高!なんでも答えてくれるのがすごい!アーティストの昔まで知りたくなる。
・宿泊するとたっぷりゆっくり回ることができるのでとても良かったです。子ども達がこのアートを観て感じたこと体験したことを親としてわかるのは少ないと思いますが、一瞬一瞬を確実に楽しんでいる姿を見れば子どもたちの心の中に残るアートはきっと素晴らしいものなんだろうと思います。
企画担当者からの評価
■満足度
5 / 5 点
■再利用意向
5 / 5 点
■魅力的だと思った点など
・直島の小学校の子どもたちとの交流と共同制作、チームでの制作ができたこと。
・家プロジェクトのガイドを子どもたちがしてくれたこと。
・昼間の美術館の夜との差を感じられたこと。
■コメント
子どもたちの協働作業はまるで、何年も前から知っているかのような関わり方、ディスカッション、提案に発案、制作の分担に、プレゼンまで子どものすばらしい面を見させていただいて、本当に感謝しております。
2日目のベネッセハウス ミュージアムは2年前と夜と下手すれば同じものを見ることで楽しさ半減みたいな感覚にならないといいなと思っていたのですが、子どもには目新しい発見と感動と、また夏と春という季節でも違いも感じられたようで、何回来ても新しい発見がある、そういう感覚を持って、また訪れることができるといいなと感じました。
時間に関しては子どもたちはぎゅっとつまった時間の中できちんと表現していたと感じています。
まとめ・考察
・両日ともに鑑賞体験を通してそれぞれが観たこと、そこから抱いた印象や考えたことをもとに自由に発想を膨らませ、表現する機会になっていた。
・2日間を通して、1日目は交流と共同制作、2日目は直島での宿泊ならではの体験と発想という特徴をそれぞれにもたせることができた。
・直島小の児童はふるさと学習で本村を学んでいる4~6年生を対象に募集。グループワーク以外にも家プロジェクトを部分的にガイドしてもらうなど、鑑賞を通した交流機会に繋がっていた。
・発表の準備をする時間含めて、時間設定は幅をもたせておくとよかった。(大黒)
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