この記事では、ベネッセアートサイト直島が学校や団体、企業の様々な目的やテーマに応じて実施した、2023年度の教育プログラムについてお伝えします。
プログラム概要
中高生向け鑑賞キットを用いて作品を鑑賞。自分にとっての「よく生きる」を表す背景を見つけて写真を撮影し、その背景を選んだ理由を添えて発表し合うワークを実施。
スケジュール
特徴
プログラムの特徴
・鑑賞キットを活用し、自己理解や未来を考えるテーマワークを取り入れた。
・鑑賞の姿勢を身に着けることと、自分なりの見方を見つける訓練を兼ねて、冒頭に対話型鑑賞を入れた。
参加者の反応
・対話型鑑賞では物怖じせず、考えたことを積極的に発言していた。
・その後の自由鑑賞でも、自分なりの見方で作品を解釈し、それを他の生徒とシェアしながら取り組んでいた。
・後半のアクリル板を使ったワークでは、個々人の関心事や生きる上で大切にしたいもの、未来への目標のようなものを見出せていた。
■感想
企画担当者からの評価
■満足度
5 / 5 点
■再利用意向
5 / 5 点
■理由
■特に良いと思ったところ
まとめ・考察
・導入の対話型鑑賞で自分なりに作品を観て解釈するステップを踏んでいたことで、後半の自由度の高いワークにも主体的に取り組むことができたように思う。
・「よく生きるとは」と印字されたアクリル板のワークを含む内容を通して、自己理解や未来を考える機会となっていた。
・事前学習でインプット、来島時はアウトプットを中心に構成。事前学習と来島時の学びにメリハリをつけることができた。(大黒)