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職種の壁を突き抜ける!!チーム作りのトライ

地味PM Advent Calender 2022 の13日目の記事です!
改めてまして、網谷です。

先日プロダクトマネージャー Advent Calendar 202210日目の記事でも出させてもらいました。
タイトルは「PdMが開発責任者とニコイチになるためにやったこと」です。

今日は、その続きになる"職種の壁をぶっ壊してニコイチにする"ためにやってること、やろうと思ってることを書こうと思います。

上記のnoteでも記載しましたが、私自身はビジネス(総合職)出身です。
チームの職種は

・ビジネス:営業/PjM/マーケター
・開発:ネイティブ/フロント/サーバー/ML/データエンジニア
・データ:データサイエンティスト/アナリスト
・デザイナー:プロダクトデザイナー/リサーチャー

と多岐に渡っております。
プロダクトマネジメントにおいて、PdMは開発責任者とニコイチになる、ということこそ一番最初にやるべきだ、と思っておりますが、本日はチームについてです。

プロダクトを主語においたら、職種なんてチッポケ

僕自身がどういうチームを作りたいか?と考えた時に、大事にしたい価値観はいくつかありますが、一番最初に皆んなで共有したいと思った価値観は"プロダクトはユーザー目線があれば誰が考えたって良い"という価値観でした。
大好きなサービスを作ってる会社だったり、尊敬している人が作ってるチームが大事にしている価値観がそれだった、というのが始まりです。(もちろん、役職として"責任"をもつところは明確にあると思います。)
自分がプロダクトをいつか作る時は、職種間の隔たり、壁を一切なくし、全員がプロダクトの成功の上では対等で情熱をもって働いている状態を作りたい、と思っていました。
例えば、PdMがいなくても、デザイナーとデータサイエンティストがプロダクトについて熱く語っている、みたいなイメージです。

最初はチームが小さかったので、開発責任者のみとニコイチになっていれば良かったのですが、(嬉しいことに)チームの人数と職種が拡大してきて、責務や、責務を果たす過程で徐々に綻びが生じてくるのでは?と思ってきました。
リモート時代で中々全員が面と向かって話す機会がなくなったのもあるかもしれませんが、ない物ねだりで仕方ないことです。

そんな綻びを感じる前に、改めて僕が作りたい"職種の壁が関係ない組織
"を作るため、今取り組んでいる物を簡単に紹介させてください。

職種の壁を突き抜ける!ために取り組んでいること

初歩的かもしれませんが、やっていきます。笑

チーム全員が、チーム全員のモチベーションを、そらで言える状態を作る"モチラジ"

モチラジは、モチベーション+ラジオの造語でなんの捻りもございません。。笑
"職種の壁をぶっ壊せた時のコミュニケーション"が出来ている状態を作るためには、職種が違おうが全員が全員のモチベーションを知っている状態を作ること、が最も重要だとおもいました。プロダクトへの関わり方は、その人が達成したい未来次第で変わると思ったからです。

やってることは至って単純なのですが、huddleでラジオみたいな形で、MCとゲストをお呼びして、miroに纏めながら当人のモチベーションを深ぼっていきます。

若手が最高に良いまとめをしてくれています!

開発責任者の忖度なのか分からないですが、私と働けて嬉しいっていう言葉も出たりして、自分のモチベーションもあがります。笑

さん付けするような仲ではないので、起票者が書いてくれてるだけです。

Huddleのコメントは毎回盛り上がっていて、40分くらいで毎回100コメント以上流れる大盛況!!

内容はお見せできるものでは、ありませんでした。

・自分の技術をきっかけにお金が稼げる様になりたい
・チームの成長がモチベーション

などなど、僕も知らないエピソードも多かったです。
こちらに関しては、隔週に1回、必ずそのメンバーについて深ぼるという時間をとっていますので、かなりメンバーの理解度が上がりました。
早く私もゲストに呼ばれたいです。

実は聞きづらかった。。なんていうことを無くす"教えて◯◯くん"

根本的な解決をされた状態は、もちろん分からないことがあったら直ぐその場で聞ける状態なのですが、"今更聞けない"なことは組織が大きくなるにつれて起きる現象なので、それを撲滅しようと考えました。
きっかけは、とあるネイティブエンジニアと1on1をしていた時に、"PjMと会話してる時に、実はあのワード理解されていないかも?って思ってる"と言われたことでした。
PjMもワードを知らないことを言えず、エンジニア側も"知ってる?"って聞けない状況でした。

そこで、モチラジと同じく、ラジオ形式で"教えて◯◯くん"という形で回答者をゲストに呼び、事前にまとめた質問にひたすら回答する、ということをしています。

ちなみにこの質問はデータサイエンティストからネイティブエンジニアに向けた質問でした

私がMCとして、いただいた質問に対して深ぼっていきます。

開発責任者はこうやって探りを入れてきます。

先日書いた、noteにも記載したのですが、質問を公開ですることで、"メンバーが、質問者がどこまで理解をしているのか、理解できる"という副次効果があると思います。
「conflueに書いてある"単語の定義"を読んでおいて〜!」というコミュニケーションよりも、共通理解や職種間の壁を取り除けるコンテンツになり得ますので、こちらも続けていきたいと思います。

別職種のメンバーと登壇して、1つのアウトプットを作る

最後に、職種感の壁と突き抜けるために、"別職種の人との登壇を実施する"ことを行いました。

この発表では、クーポンターゲティングのプロジェクトにおいて、責任分掌を分けて試行錯誤した〜という話をしました。
こう言った、職種横断で1つのアウトプットを作る、という経験はプロダクト以外では中々ないので、PJの振り返りを兼ねて、是非登壇してみてください。

まとめ

施策は他にも実施してきたのですが、職種の壁を突き抜けるためのチーム作りは、上記のトライが今のところ効果を発揮しているかな、という感じです。
こういった施策で最も重要なことは、"これをするのが当たり前だ"という空気を作ることかな、と思います。
そのために、
・必ず実施する
・マンネリしないために質問の角度を変える
・音楽などで賑やかしする
など(じみ〜〜な)努力を重ね、職種ってなに?な状態を作っていきたいと思います。

他にも、皆さんがトライしているチーム作りがありましたら、是非教えてください!

読んでいただきありがとうございましたー!
また今度〜〜!(ラジオ風)

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