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人生は、夢だらけ?

明けましておめでとうございます。(遅い)ついに2020年がやってきた!

2020年といえば、誰もが東京オリンピック開催の年として意識してきた年だと思う。また、「2020年までには◯◯しよう」と何かの目標として置いてきた人も多いだろう。振り返れば、オリンピックの開催が決定したのは2013年だった。だいぶ昔...!

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2013年、当時私は大学2年生だった。もうすぐ20歳。大学生活にも慣れ、まだ就活への不安もなく、のんびりとバイトや飲み会などに日々時間を費やしていた。

そんな中、ある日突如としてニュースは「東京オリンピック開催決定!」で一色となる。

自分の生まれ育った東京で、一世一代のイベントが行われることには勿論ワクワクしていたが、それ以上に「オリンピック開催の年には、自分は何をしているだろうか?」と想像を巡らせた。

2020年、私は26歳になる。当時19歳の私は、「26歳には豊洲のタワマンで高給取りの彼と同棲でもしてるんだろうな〜」と思っていた。

オリンピック観戦も、おそらくオリンピック公式スポンサーの企業に勤める彼にチケットを取ってもらおうと、超絶他力本願な謎の期待に胸を膨らませたのであった。まさに「人生は夢だらけ」...。

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現在。早生まれの私は26歳目前。

過去の自分に正直に言うとかなりショックを受けるだろうが、私はこの7年間で高所得の彼を見つけることもできなければ、豊洲のタワマンに誰かと同棲するチャンスすら無かった。オリンピックのチケットは誰からももらえないし、自分でも応募していない。

変わったのは、就職活動を経て社会人になったことと、今まさに実家を出て小さなワンルームに引っ越そうとしていることくらいだった。

7年という月日はとても長いので、当たり前のようにまだ見ぬ未来に期待を抱く。「将来」は近寄れば悲しく、離れれば楽しく見えてくるものなのである。(悲しくはないけど…。)

年齢が上がるにつれ、子供の頃に想像する「将来」に近づくけれど、理想と現実の差が埋められなかったり、今から描ける未来は少なくなってきたりする。

だけど、大人になっても自分のこれからを良いようにを想像したいし、自由に生きることや考えることは誰にも奪われたくない。

オリンピックが終わっても、次の目印を見つけて「いつまでに自分はこうなってたいな」と、未来の自分への期待に胸を膨らませてもいいですか?もうちょっとだけ...!





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