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トラッキングデータから分析した打ちにくいボール(球種)の分析

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MLBで公開されているトラッキングデータを用いて球種ごとにどんな球速・変化量でボールを投げると有効なのかについて検証します。
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2021年12月の記事一覧

スライダーの失点抑止の要因を考察する

 私はこれまでスライダーの失点抑止について、単純にスライダー自体の球速・変化量から考察し…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいフォーシームの分析(詳細版)

 ノビるフォーシーム、お辞儀するフォーシーム、まっスラ、シュート回転……フォーシームを形…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいカーブの分析

 カーブは緩急をつけるための球種として用いられることも多い。だが最近では球速が130キロを…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいスプリット・チェンジアップの分析

 スプリットやチェンジアップのようなボールの回転数を減らしてボールを変化させる変化球のこ…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいスライダーの分析

 スライダーと一言に言っても「縦のスライダー」「横のスライダー」「スラーブ」「高速スライ…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいシンカー(ツーシーム・シュート)の分析

 シンカー、ツーシーム、シュート、呼称は多岐にわたるが高速でフォーシームよりアーム側に沈…

Namiki
2年前
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トラッキングデータを用いた打たれにくいフォーシームの分析

※変化量を詳細に分割したverも書きました。  ノビるフォーシーム、お辞儀するフォーシーム、まっスラ、シュート回転……フォーシームを形容する言葉はいくつかある。それぞれのフォーシームがどんな特徴を持っているかを今回は検証する。  近年のMLBでは試合中にボールの球速・変化量等さまざまなトラッキングデータを取れるようになった。それらのデータを用いどんなシンカーが打たれにくいのかを検証する。 検証 フォーシームを球速帯別と変化グループにグループ分けしたうえで各種指標を算出す