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📒言葉は理解しているのに、話が通じない人への接し方。

話せばわかるなんてこと、世の中にないと思っています。

もちろん全員ではありません。円滑なコミュニケーションを図ろうと、意見をすり合わせながら歩み寄ることができる人もたくさんいます。

人間ですから、お互いの認識の違いはあって当然です。意見をぶつけ合っても仕方がないので、落としどころを見つけていく。それが人と会話をすることだと考えています。ただ、それができるのは信頼関係があるかどうか。もしくは、目の前の問題をどうにか解決しようという気がなければ成立しません。

どうにも落としどころを見つけようとしない人が存在することを、つい最近知りました。意見を受け入れるどころか、屁理屈で返すのです。そもそも解決する気もないし、どうにか改善しようという努力もしたくないのだと感じます。

そんなときに、西村博之さんの記事を見つけました。読みすすめると、今回出くわしたケースも納得のいくものでした。

話の通じない人には、ある共通点があります。
それは、「守るものがある」ということです。

Yahooニュース抜粋

その人の守りたかったもの。それは何だったのでしょうか。掘り下げて考えてみると、自身のプライドや承認欲求だったのだろうと推測します。年を重ねるごとに意固地になりやすいといいますが、相手の意見や思いはきちんと聞く必要があると傾聴の姿勢は忘れません。

どうして、何での疑問をもつことは人間当たり前のことです。それを『どうやってたずねるか』が重要だと考えています。食って掛かるのか、突っかかるのか。それとも、きちんと根拠のある質問で投げかけるのか。スタートが異なるだけで、相手とのコミュニケーションの形も変化します。

屁理屈や御託を並べるのは、いつだって『自分が正しい』と意見を曲げないことにあります。正しいと思うのであれば、どうしてそう思うのか。その根拠を相手に提示できなければ、問題解決には至りません。ただし、相手が聞く耳をもって初めて成り立ちます。シャットアウトしていれば、言葉が響かないどころか論点をすり替えることもあります。結局のところ自分のことしか見えていないし、相手の立場になって考えることをしないのです。

仕事上、様々な世代の人と接します。どんなときも『次、どうなるか』を考え行動することが必要になります。自らの私利私欲のために動くことは、好ましくありません。正当化することは簡単にできますが、事が起こってからでは遅いのです。

西村博之さんの記事の締めに、このように書かれています。

つまり、「分かり合えない」のです(笑)。
なので、できるだけ「あの人は守るものがあるんだ」
とうまく自分に言い聞かせて諦めるようにしましょう。

Yahooニュース抜粋

結局のところ、諦めろという話でした。そうだよなと思いつつも、自分に怒りの感情を留めておく方が馬鹿らしいという結論です。そういう人に出くわしたとき、真っ向から挑まないこと。自分の周りにいる人を大事にしていこうと決心しました。


―――


世の中には色々な人がいるなと、このところよく思います。こんなことを考えるようになって、年を重ねたことを実感しています。私が嫌いだったいわゆる『老害』に自分自身が近づいていっているのではないかという恐怖もあります。だから私はたびたび、自分を見つめ直します。

柔軟な考えができるように、自らの意見だけを信じない。どんな思いや考えがあるのか、相手の話を聞いてみる。その中で違うと感じたことは、率直に伝える。また意見をすり合わせて、どうしたらいいかを考えてみる。双方コミュニケーションがとれることが理想ですが、世の中そうはいきません。

そういかなかったとき、どうしたらいいか。会社というコミュニティの中であれば上司に相談する。一般的な人間関係だった場合、申し訳ないけれど西村博之さんの記事にあるように諦める。話が通じない人とこちらが思っているように、相手だって同じように思っている。そのことを念頭に置いて。

人とのコミュニケーションは難しいです。まして年齢や世代が変われば尚更です。こんな人もいるもんかと一つ勉強になったと思って、何とか自分の気持ちにケリをつけようと思います。生きるってとても大変。


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