自律神経 セロトニン 脳活性
脳は毎瞬
生存維持のために働いていて
ストレスに対する反応も
自律神経も
セロトニンの分泌も
生存を維持していくうえでの、生き物として自然な、普通の反応としてあらわれています。
その反応に そぐわない行動・思考 をしているのがヒト(の意識)のようで、
しかも
自律神経のバランスが '乱れる' とか '失調状態’ とか
セロトニンが分泌されないとか
BASEの抑制反応でさえも
'異常' だと思ってしまったりします。
人間はヒトという生き物であり
ヒトという動物とはどのように機能しているのかを、脳のシステムからみてみると
「生きる」という本来の目的が明確になり
人間がいかに本来の目的以外のことに翻弄されているかがわかります。
その揺れのことをヨガでは
Citta Vrtti; こころの波立ち
と言ったのかもしれないし。
人間だから、揺れ、悩む。
そこに気づいた。
揺れるものなんだ。
そう思えればなんてことないし
悩みにしているのは、だれ?
そう思えば揺れることが悪いことじゃないとわかる。
脳波測定で脳の波立ちを見ていて面白かったのが
刺激が入れば普通にいつも動きがある。
脳は、情報が入力されれば
その都度、その瞬間に、波立つ。
脳のシステムは絶えず一瞬一瞬に働き
必要に応じた反応をするために機能しています。
揺れもすれば
波立ちもするし
活性もすれば
抑制もする。
その変化や状態を
良い/悪い
肯定/否定
と評価しているのはヒトの意識なんだと、
簡単に忘れる自分に、気づくためにBASEはある。
自律
自らを律すること。
すべての根元であるBASEをリセットすることで
脳活動が活性化し、恒常性機能が整い、(自己)治癒力を高めます。
そのためBASEは治療方としても使われることは、体験された皆さんの臨床の結果で明らかです。
それだけではなく
ヒトという動物はどんな生き物かを知ることで
「人間とはなにか」が見えてきます。
「人間らしく生きる」ことはきっと
動物としてのヒトとは何かがわからなければ、成り立つ事はないのでしょう。
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