【入社レポ】迷走してくじけそうになった時に、私が救われた夜の話
入社一ヶ月、社長に「宇宙の企画考えて」と言われ早速迷走するの巻
こんにちは!!
今年4月に新入社員としてバスキュールに入社したかいしです。
気付いたらもう梅雨の時期に差し掛かり、入社してもう二ヶ月が経っていました…!
そして前回のアースデー番組が終わってから、社長に任された次のミッションがなんと…
自社で運営している「KIBO宇宙放送局」をもっとたくさんの人に伝えたり、新しく何か日常的に発信できるような企画を考えてくれないか、というものでした。
もちろん入社前から、「宇宙でクリエティブなんてかっこよすぎるだろ!!」
と思いながらバスキュールの門を叩いてきた者で間違いないんですが…
で、でもまさかですね…それをまたまた入社一ヶ月のド新人がやるなんて…?!?う、宇宙、え…わたしが???(大混乱)
個人の裁量が非常に大きく、チャレンジが好きな私にとっては最高な成長の機会なんですが、
逆に言うと参考にできるような類似の企画もあまりない!
目標設定もターゲット設定も自分でやらなければいけない!!
最初の数週間はひたすら宇宙についてリサーチし、いろんなコンテンツを視聴したんですが、興味深い内容でも理系弱者のわたしには正直難しすぎる…!!
「分かった!!→いや分からない!!」という無限の思考に陥る…の繰り返しでした…
そこから私の脳内は「できない、いや無理だ!!」というネガティブな思考に侵略されてしまい、
朝、家で目が覚めても不安な気持ちが大きすぎて会社に行かねばならないのに体がなかなか動かない…ということもありました。
それぐらい宇宙の企画を考えるのって、正直超むずいです!!!笑
しかし思考がまず「無理…!!」と拒んでしまうと、本当に何も進まなくなっちゃうんですよね。
どうすればいいのかわからないけど、このままじゃダメだ!!と焦りながらそろそろ行動しなければ、と強く思いました。
みんなに助けを求めて、新人動き始めます!!
でもその時に私を救ってくれたのが、「人に助けを求めること」でした。
自分が今任されている企画の件と、どうすればいいのかわからない現状を
社内のいろんな方に相談したら、みんな話を聞いてくれたり、忙しい中一緒にアイデアをだしてくれたり…
自分の中で明確な答えは出せなくても、やはり他人に話せるだけで心はかなり軽くなり、気持ちが前向きになりました。
気軽に相談したり、話せるような雰囲気を醸し出してくれて、
わかんないことは人に積極的に頼ったほうがいいよ、
と言ってくれた先輩たちには本当に感謝が尽きません…泣!!
そんな中、この案件を担当してくれている先輩が、
#きぼうを見ようのLIVE配信やってみなよ!と提案してくれました。
#きぼうを見ようとは、自社運営しているKIBO宇宙放送局が開発した、地上400kmの高さで地球をずっと回っている国際宇宙ステーション(ISSとも呼ぶ)の日本実験棟、「きぼう」を見つけられる予報とARシステムのこと。
昔、KIBO宇宙放送局のXアカウントのスペースで、みんなと音声で繋がりながら一緒に「きぼう」が夜空を駆け抜けるのを見守るライブイベントが行われていたと聞いたので、久しぶりにイベントを復活し、そのMCを急遽やってみることになりました。
いざLIVE配信!!30分間喋り続けられるのか?!
デザイナーの先輩に色々教わったり、企画の先輩たちにLIVE配信当日までどんな準備をしたらいいか細かく教えていただき、準備が整ったところで、配信の予約をON!!
前日までは東京は大雨でこれはもうダメかも…?と心配していたが次の日は無事に晴れました!!新人、持つべきものは運…!
配信一時間前には、先輩と二人で会社を出て東京タワーの近くまで移動しスタンバイ。
緊張はあったものの、スペースが始まると予想よりも遥かにたくさんの方が入ってくださり、スピーカーに立候補してくださる方もどんどん増えていき、みなさんの声を生で聞けたことが、「今、この瞬間で本当にみんなで同じ空を見上げているんだな」という実感が湧いてきて、LIVE配信の醍醐味を感じました。
東京タワーの隙間から覗く、一等星のように煌めく「きぼう」が見事に綺麗なカーブを描きながら駆け抜けて行き、30分ほどのLIVE配信もみんなで「見えたーー!!」と叫んでいる内にあっという間に幕を閉じました。
夜風がまだ肌寒かったけど、番組が終わった瞬間から#きぼうを見ようのハッシュタグでたくさんの方が各自見上げていた空ときぼうの写真を上げてくれたのを見て、うまく言葉に言えないけど、心の奥底から滲み出すような温かさに包まれた。
みんなで一緒に見上げた「きぼう」はすぐ通り過ぎてしまったけど、ものすごく記憶の片隅に残っていて、私の心を動かしてくれた。
「きぼう」は本当に、「希望」だったんだ、と初めて理屈を超えて感じた瞬間でした。
私も、もしまた何かに行き詰まったときには、今日みんなと見上げたこの「きぼう」を思い出したいな、と思います。
なのでぜひ、よかったら次回も一緒に#きぼうを見よう!
前回の記事はこちらから👇
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?