DS『メイドイン俺』で『MOTHER2』の空気読みゲームを作った話
Twitterのトレンドワードに『MOTHER2』が上がっていました。
ゲーム実況されるたび話題になる『MOTHER2』
なぜ『MOTHER2』がトレンドに上がったのか? 恐らく理由はこれ。
これまでも人気Youtuber・Vtuberさんが「実況プレイやるよー」と呼びかけるたびにトレンドになり、
「えっ、『MOTHER2』がSwitchでリリースされるの!?」
など、ファンたちを勘違いさせてきたのですが。
スーファミ時代に出されたレトロゲーなのに、いまだに根強い人気だなぁなんて想いを馳せたりします。
そんな僕と『MOTHER2』の思い出を語り始めるとキリがないので、今回は、僕がDSの『メイドイン俺』というゲームの中で作った、『MOTHER2』の自作ゲームの話をします。
『メイドイン俺』で『MOTHER2』のゲームを作ってみた
まずは画面をご覧ください。
プレイヤーが操作するのは、赤い野球帽をかぶっている主人公・ネス。画面の右下にある「とべ!」「とまる/すすむ」ボタンを押して動かします。
ゲームのルールは、動画で見てもらった方が早いかも。
【動画あり】作ったゲームで遊んでみた
DS『メイドイン俺』を、Wiiウェア版の『メイドイン俺』に運んで、テレビ画面に映してみたやつです。
要は、ポーラに置いていかれないように、逆に追い越さないように、うまいこと空気を読んでデートを楽しみましょうね、っていうゲームなんですけど。
ゲームを繰り返すほどに、ボタン操作が意外とせわしない。「あれ、ぺこぺこネスを動かして、これ何のためにやってるんだっけ……?」と、だんだん目的がゲシュタルト崩壊していくのも、このゲームの醍醐味だったりします。(いいのかそれで)
作るのに苦労したポイント
ゲームの内容は至ってシンプルなのですが、ゲームバランス的なところを組むのになかなか手間取ったのが思い出です。
わりと最初はネスが動いて大丈夫な範囲が狭かったのですが、遊んでみるとだいぶ難しかったので、広めに取ってみたり。
また、「すすむ/とまる」の切り替えのみだと何か物足りなくなったので、障害物として、ランダムでどせいさんが現れるようにしてみたり。
跳ぶのが遅いと、ネスがどせいさんにぶつかり、画面右上のドット絵のように黒焦げになってしまいます。
逆に早すぎてどせいさんを踏んでしまうと、左下のドット絵のようにどせいさんが潰れます。
なお、この「潰れたどせいさん」の絵は、『MOTHER2』本編には出てこないので、完全に作者の創作です。
背景にも無駄にこだわってみた
ゲームバランス以上にこだわったのが、背景。実は、4パターンも作ってます。
1.タコとプレゼントボックスと猫
2.あるくキノコとジェフとトニー
3.プー王子とランマ国の女性たち
4.トンズラブラザーズ
これらがランダムで出てきます。これらはただの背景なので、ゲームのプレイ自体にはまったく影響しません。でも、なんかいいでしょ?(自画自賛)
おわりに
僕がこの『メイドイン俺』で『MOTHER2』のゲームを作ったのは、社会人1年目のころ。もう12年も前の話になるのですが。
『MOTHER2』もレトロゲーなら、『メイドイン俺』もそろそろレトロゲーと呼ばれ始めるころかもしれません。当時IT業界に勤めていた身としては、ロジカルシンキングが手軽に学べる良いソフトだったなーという思い出です。
『MOTHER2』と同様、『メイドイン俺』の復刻も待ち遠しく思える中、先日Switchで『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』なる新しいゲームソフトが発表されました。
これを見た瞬間、「あ、『メイドイン俺』の豪華版だ!!」と思いましたね。
また、家庭で手軽にゲームが作れる日がやってくるのが楽しみです。
それまでは、また『メイドイン俺』で新作ゲーム作ってみるのもいいんじゃないかなー。作ったゲームを配布するサービスなどはもう終了しちゃってますが、ご家庭のDS(3DS、2DSでも起動できます)がまだまだ現役という方にはオススメのソフトです。
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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