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コロナと命とトロッコと。#1

一体、いつ終わるんでしょうね?

1 自粛のゴールっていつなんだろう?

さて、皆さんの中にはGW中、どこにも行けなかった人も多かったことでしょう。

コロナ疲れという言葉も叫ばれて久しいところ。

では、この自粛体制、一体いつ終わるんでしょうか?

これについて、Windowsを作った人、ビル・ゲイツさんが本年 3 月 24 日にTEDで行われたディスカッションで、「 6 週間から 10 週間」に及ぶ隔離処置が唯一の策であり、それらの策を行った場合、 20 日後には前向きな結果が見えてくる、ということを述べています。

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このビル・ゲイツさん、実はMicrosoftを退職されたあと、発展途上国での衛生問題や、医薬品・医療制度の普及、そして感染症の防止を行ってきました。
特にポリオワクチンでは実績を残しています。

そんなビル・ゲイツさんは本年 4 月 8 日、アメリカのビジネスニュースチャンネルCNBCのインタビューで「アメリカは 6 月頃に一度ある程度普段通りに戻る」と答えています。

ビル・ゲイツさんの言葉を借りれば、日本では 4 月 16 日から(いわゆるロックダウンではないとしても)全国的な緊急事態宣言による外出自粛を出しているので、

短くて 5 月 28 日、長いと 6 月 25 日くらいまで非常事態宣言による自粛を行う必要がある

ということになるでしょう。

ただし、ビル・ゲイツさんは先程のインタビューでコロナワクチンが開発され、多くの人に行き渡り、普通の生活に戻るには「うまく行って 18 ヶ月後」ともおっしゃっているので、安心できる日々はまだまだ先かもしれません。(汗)

2 じゃあ、コロナの終結っていつなの?

さて、このウィルスの終結とはどのような状態になることなのでしょうか?

現在、封じ込め作戦に成功している台湾ではほぼ全面鎖国状態により、このnoteを書いている時点で台湾本土による新規感染者 0 日数は 20 日以上を超えています。

 2 週間以上感染が確認されないと、他の人にうつす可能性はかなり低いと言って良いそうなので、「台湾本土の人は誰も感染する可能性がない」といえます。

台湾は普通の生活に戻ることはできるかもしれません。

ということはコロナの終結を「普通の生活に戻ること」とすると、

・ 18 ヶ月以上かかるけど、コロナワクチンが開発され、多くの人々にいきわたること。
・いつになるかわからないけど、国内における新規感染者数が 2 週間以上 0 人になり続けること。

のどちらかが有力なところと言えそうですが、どちらにせよかなりの長期戦を覚悟しなければならないようです。

3 コロナと共に生きていくことは出来ないの?

台湾のように鎖国してコロナ禍から抜け出そうとする国がある反面、いわゆる「集団免疫」を獲得し、ウィルスと共に生きていこうと考える国もあります。

スウェーデンは全国的な移動規制や外出制限をしないという独自路線で「集団免疫」を獲得し、感染を集結させようとしています。

確かに封じ込め作戦で一度感染者が 0 人になったとしても、また外からコロナウィルスが入ってきてしまえば意味がありませんし、ワクチン開発されるまで鎖国状態を続けたとして、いつウィルスが変異されるかわかりません。

その点スウェーデンは合理的な判断をしていると言えそうですが、残念ながら死亡率も非常に高く回復状況も良くないようです。

死に近寄ってでも自由に暮らす。それはそれで怖い気もします。

 4 お金は大丈夫?

更に日本では、もともと昨年実施された消費税増税があったため、不景気になると言われていました。

これにコロナが更に追い打ちをかける結果となりそうです。

見ての通り、コロナ被害による破産件数が跳ね上がっています。

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このため、延長を早期に切り上げ、経済を立て直すという案が出ているようで、「経済を再開させてコロナ死者数が増加したらどうするんだ!」という意見と議論になっているようです。

しかし、経済を再開させないと落とす命もあるとしたらどうでしょうか?

というわけでまた次回

読んでいただいてありがとうございました。

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