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【適応障害・うつ】偉人達も精神疾患に悩まされていたこと ♯38

2022年9月末に適応障害、うつと診断され、2022年10月から現在に至るまで休職しています。


以前読んだ本にこんなものがありました。

大好きなナショナルジオグラフィックの本で、12人の偉人たちが実は精神疾患などに悩まされていたということが書かれています。

【本書に登場する12人の偉才と現代医学から見た診断名】
マリリン・モンロー(境界性パーソナリティー障害)
ハワード・ヒューズ(強迫性障害)
アンディ・ウォーホル(ためこみ症)
ダイアナ妃(過食症)
エイブラハム・リンカーン(うつ病)
クリスティーン・ジョーゲンセン(性別違和)
フランク・ロイド・ライト(自己愛性パーソナリティー障害)
ベティ・フォード(アルコール・処方薬依存症)
チャールズ・ダーウィン(不安症)
ジョージ・ガーシュウィン(注意欠如・多動症)
フョードル・ドストエフスキー(ギャンブル障害)
アルベルト・アインシュタイン(自閉スペクトラム症)

私もうつ症状、パニック障害、摂食障害などに悩まされているので、興味をもって本書を手に取りました。

特に気になったのが、チャールズ・ダーウィン(不安症)です。

今、ダーウィンが書いた「種の起源」を読んでいますが、パニック症状や不安障害と戦いながら書いていたのか・・・と思うと感慨深いものがあります。

そして単純にすごいな、と。

進化論で有名なダーウィンはビーグル号に乗船し世界を巡りながら生物の研究をしたり、そこで見たさまざまな生物のあり方を論文にまとめ発表したりしました。

「種の起源」を読んでいると、ダーウィンは当時はだれも考えなかったことを新たな視点で指摘しており、生物学だけではなく多方面において大きな功績を残した偉大な人物であることに改めて気づくことができます。

そんな人が日々吐き気や腹痛などのいろんな症状に悩まされ過ごしていたとは驚きです。

でも、この本を読んでダーウィンに親近感を覚え、より一層興味が湧きました。

それから何冊か生物進化学の本を読んでいますが、どの本にも必ずダーウィンの名前が出てきます。

それになんだか嬉しくなってしまうし、名前を見るたびに毎回「彼も同じ人間だったんだなぁ😂」と思うようになりました。



ダーウィンが不安症であったことに安心感をおぼえたのは、自分が同じものに悩んでいるからです。

精神疾患は本人がなりたくてなっているものではないのですが、たまにそれに理解を示さない人もいます。

そういった人の心無い言葉や行動にひどく傷つくことも、この病気と向き合う上での悩みだと思います。

でも、同じような症状や悩みをもった人には共感してもらえてうれしいし、頑張ろうと思えることも多いと思います。

普段「自分はダメな人間だ」と落ち込むことも多いですが、同じ苦しみに立ち向かっている人がいることを知るのは、私にとっては勇気の出ることだと感じています。

偉人であれ会ったことのない人であれ、最近noteを始めたことにより、いろんな方面から勇気をもらえるなと感じています。

早くこの病気を治して普通の生活を取り戻したいですが、この病気になったからこその出会いもあり、そこは素直に嬉しいと感じています。もちろん病気になってよかったとは思っていませんが😂

おそらくダーウィンをこんなに好きにもなっていなかったと思います。

そういった感情や嬉しさは素直に受け取り、今後の糧にしていきたいなと思いました。


「種の起源」読破までの道のりは遠いですが、楽しみながら読み進めていきたいと思います😊


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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