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最近読んでいる本(15) #144

読んだ本のストックがたまってきたので感想を書き残したいと思います。


対人力のコツ──人間関係が楽になる94の知恵
植西 聰 (著)

↑ビジネス向けの対人関係を築くコツが見開きで94つ綴られています。上司と部下の関係や、苦手な人との付き合い方、相手に期待しすぎない、相手の話をよく聞いてから自分の話をする、など、偉人たちの言葉や行動を参考に書かれています。「人と共に生きていく」ための知恵の力こそが「対人力」と書かれている通り、人と一緒に築いていく関係性の大切さがたくさん詰まっていました。1日ひとつずつ読み返すのもいいのかもしれないですね。


幸福力のコツ――あなたの人生がワクワクする94のスイッチ
植西聰 (著)

↑幸福になるためには人のことを思いやり、周りの人を愛すること、受け入れること、前向きに物事を捉えることが大切だということが書いてあります。夢を諦めないで「必ずできる」と思うことや、まじめに物事に取り組むことなども幸福になるために必要なこと。花咲か爺さんや鶴の恩返し、著名人や偉人たちの言葉なども例として挙げられて大変興味深かったです。


コーヒー語辞典: 珈琲にまつわる言葉をイラストと豆知識でほっこり読み解く
山本 加奈子 (著)、村澤 智之 (監修)

↑コーヒーにまつわるたくさんの事柄が辞典風にまとまっている本。素敵なイラストがたくさん添えられており、またひとつひとつ分かりやすく簡潔に書かれているので、これなんだったかな?ということがサクッと解決できて読みやすいです。また専門用語や豆のこと産地のことがたくさん書かれており大変勉強になります。図書館で借りましたが、読みやすさとイラストのかわいさから手元に一冊置いておきたい本です。とても面白かったし、印象に残ったので、ぜひまた読みたいです。


まいにちメンタル危機の処方箋
内田舞 (著)

↑今精神疾患を抱えている人にとっては既知のことがたくさん書かれているため、あまり新しい要素はないですが、この本を読むのは極端な考え方の偏りや歪みをなおすきっかけになるかもしれないです。認知行動療法のことが多く、呼吸に目を向けることなどについての記載が多いです。メンタルがやられそうだなぁと思っている人や、今仕事や友人関係、育児で悩む人たちには刺さる本かなぁと思います。


「誰かのため」に生きすぎない
藤野智哉 (著)

↑自分のために生きていいというメッセージがたくさん詰められていて、今の自分を救うための方法などもたくさん書かれています。例えば、今の悩みを人に頼って解決すること、今の悩みは10年後に問題になることなのかということなどの解決策をいくつも紹介されています。他人のことを気にしすぎて疲弊している人の救いになる方法がたくさん詰め込まれているので、悩んでいる人には何度も読み返したくなる本であると思います。他にも怒りの感情をどう表現するかでストレスの感じ方が変わるなど、参考になる部分がたくさんありました。


いのちの食べかた
森 達也 (著)

↑普段食べている肉がどこからくるかを説明しており、と畜がどこでどのように行われるかが書かれているだけでなく、と畜をするということに対する差別が日本の歴史のなかのどのような思考がそうさせているかの説明もたくさん盛り込まれています。内容的にはと畜のあれこれより、差別がどのような経緯でされてきたかということや、私たちが知らないことに対する指摘が多かったです。と畜のことも「知る」ことを避けないでほしいということを、この本を読んで学生や畜産を知らない人に知ってもらいたいと思いました。


本屋さんで本当にあった心温まる物語
川上 徹也 (著)、須山 奈津希 (イラスト)

↑全国各地の本屋で起きた素敵なエピソードが綴られた本。東日本大震災だったり、日常のふとした瞬間だったり、店員さん、お客さんどちらの視点からも見てきた風景や行動がたくさん詰め込まれており、読んでいてほっこりしました。本屋でこのような出会いや人との繋がりがもてるものなのかと驚きました。普段本屋で書店員さんと話すことはないですが、どこかで話しかけたり繋がりがもてたら本屋に行くのももっと楽しくなるなぁと思ったし、ちょっと挑戦してみようかなと思えました。とても面白かったです。


ちいさな しまの とりの おはなし
なるかわしんご (著)

↑絶滅危惧種であるオガサワラカワラヒワの状況を多くの人に知ってもらいたいと「オガヒワの会」を発足し、この絵本を作ったとのこと。とてもきれいなイラストで描かれ、言葉は少ないけど絶滅に追いやられていても、強く生きるオガサワラカワラヒワの姿を綺麗に表現しています。オガサワラカワラヒワのことをもっとよく知りたいと思う素敵な1冊でした。


小さな生きものたちの不思議なくらし
甲斐信枝 (著)

↑たくさんの絵本を書かれている甲斐信枝さんがいろんな自然のものを観察し、そこで感じ取ったものを繊細に表現豊かに書いています。雑草であったり、チョウやハチ、鳥など、たくさんのものをそのものの同じ高さの目線で観察しています。絵本は読んだことがなかったですが、その発想や視点の豊かさに刺激を受けたため、甲斐さんの絵本を読んでみようと思いました。子どもたちにも、自然を観察し、豊かに表現し体感する機会をもってほしいと、この本を読んで思いました。


雑草のくらし
甲斐 信枝 (著, イラスト)

↑著者が5年間荒れ地に通い、そこに芽生える植物たちを観察し、入れ替わる植物たちや死んでいきまた新しく生まれる植物たちを繊細に描いています。大きな本で見開きに描かれているたくさんの雑草たちは壮大で繊細で圧倒されます。絵がとにかく綺麗で何度も見入ってしまいました。素敵な絵本でした。


ゴジラ大解剖図鑑 西川伸司が紐解く怪獣の深淵
西川 伸司 (著)

↑歴代ゴジラや登場した怪獣たちが記載された図鑑。作品ごとにイラストで怪獣たちが描かれ、細部までポイントを説明しており、筆者のゴジラ愛を感じます。ページをめくるたび、作品が思い出され、テンションが上がります。ゴジラ好きは手元に置いておきたい本。


ティー&コーヒー大図鑑
大阪あべの辻調理師専門学校 (著)

↑コーヒー、紅茶、中国茶、緑茶、ミネラルウォーターなどについてたくさんの写真やおすすめのお店とともに書かれている図鑑。コーヒーの生産や豆の種類、産地だけでなく、焙煎方法や淹れ方も詳しく書かれています。おすすめのカップなども書かれており、いろんな楽しみかたを教えてくれます。紅茶や緑茶などもたくさんの種類があるのを知れて面白かったです。ボリュームがあるので、じっくり読みたい人向け。


世界の本屋さん図鑑
能勢 仁 (著)

↑世界の本屋さんが写真とともに紹介されており、ヨーロッパ、アジア、アメリカとたくさんの本屋の様子を垣間見れます。普段日本にいると出会うことのない積み方や陳列をしている本屋を見ることができて楽しいです。図鑑のようにボリュームのある本かと思ったら薄く、文庫本くらいのサイズで気軽に読めるのも良いです。もし海外に行ったら本屋さん巡りをするのも楽しいだろうなと思いました。


しろくまちゃんのほっとけーき
もり ひさし (著)、わだ よしおみ (著)、わかやま けん (イラスト)

↑ホットケーキを作ろうとして卵を落として割ってしまったりする場面にふふっと笑ってしまいました。ホットケーキが美味しそうに出来上がる工程がなんとも言えない癒しになります。しろくまちゃんもかわいく、ほんわかする絵本。


さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!
さかなクン (著)

↑さかなクンの生い立ちや「さかなクン」になるまでの経緯を綴っており、面白さから一気読みしました。幼い頃から絵を描くことが好きだったさかなクンが、ある日タコの存在を知ってから、魚に魅了され、どんどん魚の世界に足を踏み込んでいくなかで、優しく見守ってくれた母の存在があったこと、足しげく魚屋や水族館に通い、一生懸命魚のことを知ろうとしたことなど、好きなことにここまで熱中できることができたのはすごい、尊敬できるなと感心しました。子どもの頃、学生の頃にぜひ読んでおきたい本でした。さかなクンにさらに興味をもった本です。



他に読んだ本、今読んでる本、これから読む本↓


今回はコーヒー関係や本屋さん関係の本を読み漁りました。

動物の本もまだまだ読みたいものもあるし、追いつきません(笑)

今読んでいる本も本屋さん関係の本で、読むとどんどん読書がしたくなるので楽しいです。

しばらくは書店や書店員の本を多めに読むと思われます。

鳥の本で素敵な本も見つけたので、読むのが楽しみです。


来週からアルバイトの予定がみっちり入ってしまったり、通院や検査、他の予定などで読書をする時間が減りそうですが、まったり読書は続けていきたいです。

読みたい本はたくさんあるので、少しずつ読み進めていければいいなと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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